下町の食堂 ร้านอาหารไทย

以前のコラム「お品書きが読めない!」で、下町の庶民的な食堂に足を踏み入れるのはけっこう勇気がいるものだ、と書きました。
https://ponce07.com/thai-menu/
たしかに初めは敷居が高いと感じることもあるかもしれませんが、慣れてしまえば大丈夫です。
タイの庶民的な食堂は、オープンな造りになっているものが多くあります。
建物は壁を取っ払った、ピロティのような開放的な構造になっています。
よって、空調設備はなく、外からの熱気はもちろんのこと、騒音もそのまま入ってくるのです。
東南アジアには、このような造りの食堂がけっこう多いので、僕自身は慣れています。
むしろ、閉鎖的な店舗よりも、こういう雰囲気の店のほうが気軽に入れます。
そしてこの気軽さが気に入っているのです。
件の「ผัดเครื่องแกงปลากระป๋อง」は、「缶詰めの魚のカレーペースト炒め」と奇妙な翻訳をしましたが、では実際に出された料理は、どんなものだったのでしょう??
この下の写真の右下がそのメニューです。

レッドカレーペーストがふんだんに使われていて、かなり辛い味付けでした。
ビールつまみにはいいのかもしれません。

これとは別の、やはり庶民的な食堂で注文した、「豚肉のガーリック炒め」なるメニューが下の写真になります。

ニンニクの風味と塩辛さが強烈で、こちらのほうも、濃い味付けになっています。
まさにローカルグルメの様相です。
僕はビール党なので、つまみ的な感覚で、こういうメニューを注文してしまうことが多いのです。
しかしこれらは、濃い味付けなので、ごはんとよく合うおかずとしてもいいと思います。
1皿の量は比較的多かったですが、価格帯はいずれも100バーツ前後なので、金額的には、かなり安い部類でしょう。

それとメニューの表記のしかたについて少し補足しておきます。
同じ料理法や同じ味付けでも具材が選べるときは、以下のような書き方になります。
ต้มยำกุ้ง,ปลา,ซีฟู้ด
これはホワイトボードの左の下から2行目にありますが、
ต้มยำが「トムヤムスープ」なのですが具材については、
กุ้ง =エビ
ปลา =魚
ซีฟู้ด =シーフード
の中から選択することになります。
料理名+具材A or 具材B or 具材C
といった表示方法です。
同じ要領で考えると
ผัดซีอิ๊ว,กุ้ง,หมึก,หมู,ไก่,ซีฟู้ด
(左のメニューの上から4行目にあります)
ผัดが「炒める」
ซีอิ๊วが「醬油」になりますので
エビ(กุ้ง)の醬油炒め
烏賊(หมึก)の醬油炒め
豚肉(หมู)の醬油炒め
鶏肉(ไก่)の醬油炒め
シーフード(ซีฟู้ด)の醬油炒め
と5種類から選ぶことになります。
ここでは表示がありませんが、カレーについても同じように考えます。
แกงเขียวหวาน,ไก่,หมู
とあったら、
チキングリーンカレーと
ポークグリーンカレーの2種類があるということになります。


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