冒険のススメ แบ็คแพ็คเกอร์  バックパッカーとして旅を続けるための要件とは

 

新型コロナウイルスの勢いは未だ収まる気配はなく、海外渡航は事実上不可能な状態が続いています。

僕が大学生の頃は、バックパッカーとしてアジアのいたるところに一人で気ままな旅をしていました。

そしてその時の数多くの経験が、現在の自分を形成していると思っています。

それを考えるといまの大学生は、そのような「冒険」をする機会を奪われ、残念でなりません

このコロナ禍が過ぎて、自由な海外旅行が再開されたら、若い世代のかたには是非とも旅という名の「冒険」に挑戦していただきたいと思います。

さて、ここで旅をするうえで、考慮していただきたい要件について4点ほどお伝えしたいと思います。

1 できれば一人で行く

海外での旅となれば、危険はいつもついて回ります。

日本と比較すると治安の良いとは言えない国や地域が圧倒的に多いのです。

一人旅など危険極まりないと考える方も多くいらっしゃるかと思います。

それでも、僕は一人旅という「冒険」をおススメします。

いざ旅に出れば、泊る宿屋や食事をする飯屋を探すのも、移動するための交通機関の手配なども、すべては自分自身でこなしていかなければなりません。

これが、自分の行動力を鍛えるいいチャンスなのです。

と同時にこうした行動を重ねることで、失敗しない方法やリスクを避ける技術が身に付くのです。

例えば、仲の良いA君とB君の二人組で旅に出たとします。

もしA君が語学力に優れていれば、交渉事の担当はすべてA君に任せられてしまいます。

これではB君はA君に頼るばかりで行動力を鍛えることはできません。

語学力ばかりではありません。

仲の良いCさんとDさんの二人組がいます。

積極的で行動的なCさんと控えめで交渉事を苦手とするDさん。

このようなケースでは交渉事の担当はCさんに偏ってしまいます。

どちらかが、積極的で行動的な性格であれば、交渉事の担当は一方偏ってしまい、他方は何もしないまま終わってしまいます。

これでは、お互い不平不満が出て、長い旅の継続は難しくなってしまいます。

価値観の異なる者同士が長期間一緒に旅を続けるのは、時として苦痛なときもあります。

行きたいところの好みや食事の好みなど、意見が分かれるのが常なのです。

その点、一人旅であれば、誰に気を使うことなく気ままに自由に行動できるのです。

なお、ホテルなどに宿泊するときに、一人よりも二人でシェアしたほうが安上がりになるという意見もあります。

経済的な側面を考えれば、確かにそれは一理あります。

でも、あまり心配には及びません。

これは実際に旅に出てみればわかることですが、バックパッカーの集まるようなところには、同じように一人旅をしている人が何人かいるものです。

日本語の分かる者同士であれば、気楽に情報交換もできます。

その中で気の合った者がいれば、相部屋を提案して、宿代を割り勘にすればいいのです。

2 できれば発展途上国へ

渡航先として先進国を選ぶこと自体は、決して反対するわけではありません。

しかし、先進国であれば、何もかもが便利過ぎることも多く、「冒険」としての要素が低くなってしまいます。

その点発展途上国となれば、移動や宿泊などの設備が必ずしも快適であるとは限りません。

時には空調設備のない列車や木賃宿を利用しなければならないこともあります。

時には清潔感に難のある交通機関や宿泊先に遭遇することもあります。

英語も通じないような地方都市もあります。

不便と言えば不便ですが、こういう所こそ、行動力が鍛えられるので、かえって旅のし甲斐があるとも言えるのです。

言葉もわからない中で、戸惑いながらもフワランポーン駅でバンコクからチェンマイまでの切符を買ったこと。

その夜行列車の中の風景は今でも深く記憶に残っています。

ネパールのポカラからインドのヴァーラーナシーまでの1泊2日のバスの旅は、かなり強烈でした。

車内はひどく混雑しているうえに道は悪路で揺れは酷く、途中の飯屋では粗末な食事にありつくのがやっとでした。

途中の木賃宿で蚊の羽音に悩まされながら一晩を過ごしたことなども記憶に残っているのです。

こうした苦労話もいまとなっては笑い話のネタになっています。

先進国の一流ホテルに泊まって、一流のレストランで極上のディナーを楽しむのもいいでしょう。

しかしそれは日本にいるときと、大した違いのない経験になってしまいます。

だとしたら、その旅行の思い出は後々までに永く記憶に残るのかどうか…

せっかくの旅なのです。

後々まで、深く記憶に残るような貴重な体験をしていただきたいと思います。

3 予約は不要

パッケージツアーという旅行商品があります。

宿泊先から、観光名所や食事処、土産物屋まで行き先のスケジュールが細かく決められて、旅行者はコンダクターに従って行動すればいいようなものです。

僕はこのようなパッケージツアーを利用したことはありません。

というより利用したいとも思いません。

旅の醍醐味は「冒険」を感じることです。

先ほども書きましたが、旅先では泊る宿屋や食事をする飯屋を探すのも、移動するための交通機関の手配なども、すべては自分自身でこなしていくものなのです。

こうした経験が、自分の行動力を鍛えていくものなのです。

他人の指示通りの旅行などは、本当の意味での旅とは言えません。

僕が初めてタイを訪れたときは、事前に渡航先での交通機関の手配やホテルの予約などはしていませんでした。

持って行ったのは2月20日に出国し、3月30日に帰国するバンコク行きの往復航空券、それといくらかの旅行用小切手と現金のみでした。

泊り先などは、その場で空いたゲストハウスを探しては、その場で決めるとういう行き当たりばったりのパターンでした。

今でこそAgodaやTrip.comなどの予約サイトがありますが、ゲストハウスのような安宿では、そもそも予約という概念に乏しく、当日部屋が空いていれば泊れるというおおらかなやりかただったのです。

一人であれば何とかなります。

仮にそのゲストハウスが満室であっても、たいていは近隣に同じようなクラスの安宿があるので、心配ありません。

これまで宿泊先がなくて困ったということはありませんでした。

何かのイベントの開催時期だとかピークシーズンでもない限り、事前に宿泊先を予約しておく必要はありません。

4 現地の食文化に親しもう

僕が海外に旅行するときは、日本料理屋に行くことはありません。

地元の食文化に親しみたいので、食事はもっぱらローカルフード(現地食)です。

確かに、ローカルフードとなれば、どんな材料が使われているのか、どんな味付けなのか見当もつかないことが多々あります。

注文の仕方がわからないことも多いです。

アジアの安食堂の店先で得体のしれないおかずを指さして、「試してみる」こともよくあります。

強烈に辛かったり、油っこかったり、塩辛かったり….

しかし僕はあえてローカルフードを選び、またそれを楽しんでいます。

食はその地域の文化を最も反映したものだと言われています。

食材や香辛料などの使われ方には、その土地の文化が色濃く表れているのです。

例えばタイは世界でも有数な米どころです。

一か所の水田で年に2回の米の収穫が可能で、所によっては3回も可能です。

しかしその米もただ炊いて食べるだけでは、さすがに飽きがきます。

そこで、炊いた米を炒めたり、煮たりするなど調理方法に様々な工夫がなされます。

また、米を粉にして麺(いわゆるビーフン)にする方法も生まれています。

その麺も日本のそうめんのような極細麺から、幅がきしめんの2倍はありそうな極太麺まで様々な太さがあります。

麺の食べ方も、スープの有無あるいはスープの種類、具材や味付けの違いなど実に様々バリエーションがあります。

その世界はかなり奥が深く、たいへん興味をそそります。

ところが旅行者の中には、タイの料理はすべてが激辛なのだろうという先入観にとらわれて、ローカルフードにまったく箸を出そうとしない者もいます。

そして彼らは、日本料理屋やファストフード店に走ることになります。

実にもったいないと思います。

ここはひとつ「冒険」して、その土地の文化を舌で感じてほしいものです。

いかがでしょうか。

これらは僕のバックパッカーの経験としての推奨事項です。

これがいいのか、そうでないのかの判断は各々に委ねます。

その点を熟考のうえ、参考にしていただければと思います。

それでは…よき旅を!


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地下鉄(รถไฟใต้ดิน)

地下鉄の建設というものは、莫大な費用がかかるもの。

完成しても採算ベースにのせるまでは、長い年月が必要と言われています。

たとえば、地下鉄路線としては日本で最も長い路線である都営地下鉄大江戸線の総工費は1兆3574億円に上りました。

1kmあたりの建設費は312億円で、都営地下鉄新宿線の235億円と比較しても、かなり割高です。

後発で建設された路線のため、既存の路線より深い部分を走らなければならず、駅のホームはかなり深いところに設置しなければなりません。

建設コストを下げるために小さなトンネル、小さな車両を採用するなどの工夫がありました。

それでも建設費用が莫大で、批判の声も多かったと言います。

しかしながら、東京都交通局の発表した平成30年度の収支状況を見てみると、収入が57,305,576千円に対して支出が56,324,394千円で、981,182千円の収益が上がっています。

黒字化には四半世紀以上かかりましたが、利用客数は都営地下鉄4路線の中では最も多く、都民の足として欠くことのできない路線となっています。

バンコクの状況に目を転じてみます。

バンコクで最初の地下鉄は、2004年に開業したブルーライン(チャルーム・ラチャモンコン線สายเฉลิมรัชมงคล)です。

バンコクはチャオプラヤー川のデルタゾーンにあるため、「どこを掘っても水が出る」と言われた軟弱な地盤だったので、地下鉄の建設には大変な困難があったと言います。

批判も多い中で1997年に建設が開始されました。

建設費は約27億ドルで、そのほとんどが日本国の円借款で賄われたとのことです。

最初の路線はバーンスー駅(บางซื่อ)- フワランポーン駅(หัวลำโพง)でした。

その後2017年8月にタオプーン駅(เตาปูน)- バーンスー駅(บางซื่อ)が開業して、タオプーン駅からは、新設のパープルラインに接続することになります。

それから南のフワランポーン駅(หัวลำโพง)から西方向に路線が延長します。

2019年9月にフワランポーン駅(หัวลำโพง)からラックソーン駅(หลักสอง)まで延長します。

一方、北のタオプーン駅(เตาปูน)から先は、チャオプラヤー川を越えてシリントン駅(สิรินธร)を経由してタープラ駅(ท่าพระ)間が2019年12月に先行開業します。(同区間の正式開業は2020年3月30日。)

これにより、ブルーラインの全線が開通することになり、タープラ駅(ท่าพระ)を起点に、シリントン駅(สิรินธร)- バーンスー駅(บางซื่อ)- スクムウィット駅(สุขุมวิท)- フワランポーン駅(หัวลำโพง)- タープラ駅(ท่าพระ)- バーンワー駅(บางหว้า)- ラックソーン駅(หลักสอง)という環状線部分を含むルートが完成して、その路線は都営地下鉄大江戸線のような6の字型になっています。

下の路線図の青い線がブルーラインです。

放射部分と環状部分からなる6の字型になっているのがわかります。

参考:https://metro.bemplc.co.th/MRT-System-Map?lang=en

実際に乗ってみると、同じバンコクのBTS(高架鉄道)と同じように、乗客は多く、車内は混雑していました。

駅構内も清潔で、空調もほどよく効いていて、快適です。

バスなどと比べると運賃は高価ですが、渋滞知らずで快適に移動できることを考えれば、それも許容範囲内と言えるでしょう。

採算のほどはわかりませんが、これからも多くの人々に愛される路線として末永く活躍してほしいものです。

さて、そのバンコクの地下鉄ブルーラインの駅で、注目の駅をひとつ紹介します。

それは「サナームチャイ駅(สนามไชย)」です。(冒頭の写真がコンコースです)

国鉄の終着駅と接続するフワランポーン駅(หัวลำโพง)から西に3駅目になります。

観光客にもよく知られている王宮やワット・ポーの最寄り駅となっています。

王宮の最寄り駅ということから、コンコースは王宮の広間を連想させるゴージャスなデザインとなっています。

たくさんの金箔が使用されているほか、シャンデリアに飾られた高い天井はひときわ目を引きます。

1番出入口をエスカレーターで出ると、そこは公園のようになっていて、美術館(サヤーム博物館มิวเซียมสยาม)につながっています。

バンコクの地下鉄駅は、その多くがシンプルな造りですが、このサナームチャイ駅は別格です。

 

タイへの旅行が再開できる日がいつになるのかまったく予想できません。

いつの日か自由に旅行できる日が戻ってきたら、多くの人にタイへの旅行をしていただきたいと思います。

そして、王宮やワット・ポーへの観光に行かれるときは、地下鉄を利用して、このサナームチャイ駅を通るルートを検討してみてはいかがでしょうか。


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ビザについて  วีซ่าไทย

ビザとは日本語で「査証(さしょう)」と呼ばれ、簡単に言うと入国許可証のようなものです。

本来であれば、外国人がある国に渡航しようとするときは、予めその渡航先の大使館や領事館にビザの発給を依頼して、これを取得しておくのが原則です。

渡航先がビザを発給する一番の目的は、自国に入国を希望している人物を事前に審査することで、入国しても問題ない人物か否かを選別することにあります。

当然に何らかの問題が見つかれば事前に入国を拒否することになります。

しかしながら、一定の条件を付けることで、このビザ取得を免除する制度もあります。

日本国籍保有者は、信頼度が極めて高く、ビザを取得しなくても行ける国(地域)は、2020年7月現在、191か国あり、これは世界一と言われています。(ヘンリー・アンド・パートナーズ社のパスポートインデックスhttps://www.henleypassportindex.com/passport)

 

タイについてみると、日本国籍所有者は、観光目的で入国後30日以内に出国する予約済み航空券があれば、ビザなしで30日(29泊30日)滞在できるとされています。

つまり短期間の観光であれば、通常はビザのことを考える必要はありません。

しかしタイ好きが高じて、長居してしまうような旅行者は、この日数の制限が問題になります。

僕が初めてタイに入国した平成3年当時は、ビザなしの滞在許可が現在の30日以内ではなく、15日以内でした。

これより長く滞在したいのであれば、この滞在許可が切れる直前にマレーシアのバターワースやラオスのビエンチャンなどの近隣国に一時的に出国して、その後タイに再度入国する手法、いわゆるビザランという手口がよく使われました。

一回出国してからまた入国すれば、滞在許可の期限はリセットされるので、これを繰り返せば、理論上は長居ができたのです。

しかしこうしたビザランを繰り返す不良旅行者が増えたことから、現在はビザランが規制されるようになりました。

ビザランの回数は暦年で年間2回までと言われています。

一方観光ビザを取得すれば、もう少し長い滞在許可を得ることができます。

観光ビザであれば許可日数60日になり、一回30日間までは延長可能。

つまり最長90日滞在可能になります。

現役のサラリーマンにとっては、これほどの休暇は取れないのですから、こんな条件はまったく無用のことになりますが、引退して海外でセカンドライフを満喫したい旅行者にとっては、90日でも短く感じることでしょう。

このたびタイ政府は2021年9月30日までの期限付きで、長期滞在者に特別観光ビザを発給することになりました。

このビザでは90日間の滞在が可能で、かつ2回延長することができ、それぞれさらに90日間の滞在が許可されるとのことです。

ビザの取得費用は90日間ごとに2,000バーツかかりますが、これはかなりの好条件と言えます。

滞在期間が最大270日ということになりますので、ロングステイ派には朗報と言えます。

ただし新型コロナウイルス対策のため入国後の14日隔離などの条件がありますので、いまの段階でこの制度を利用しようと考える人はかなり限定的と思われます。

また、50歳以上で、タイ国内に一定額の貯金を持っている(現行は800,000バーツ)あるいは一定額以上の年金受給者(受給額が月額67,000バーツ以上)であれば、1年間滞在可能ないわゆるロングステイビザ(正式にはNon-immigrant Visa-O)が取得可能です。

しかし取得のために用意しなければならない書類がかなり煩雑で、ハードルは高そうです。

 

いまはコロナ禍で出入国が厳しく規制され、事実上の鎖国状態です。

新しい生活様式のなかで、自宅のパソコンの画面の中で、空想の旅を繰り返している人も多いかと思います。

そんななかでも、将来の旅行自由化を夢見て、ビザの研究をすることは意味のあることと思います。

(なお、文中のビザ取得要件については2020年10月時点のものになります)


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島でのドライブ

新型ウイルスの危機がいくらか沈静化して、国際航空路線運行再開の日が近づいています。

まだ予断を許さない状況ですが、明るい兆しはうかがえます。

旅行自由化の日を心待ちにしているかたも多いのではないでしょうか。

 

タイの離島での移動はレンタカーが便利ということは以前も書きました。

https://ponce07.com/car-rental/

タクシーなどを利用するよりも、自分で運転しながら自由に動くほうが、ずっと気楽なのです。

今回はタイでのレンタカーの利用方法について、もう少し具体的に書いてみたいと思います。

なお、ここでの状況は2020年1月のスラータニー県サムイ島での状況になります。

 

1 保証金は不要だがパスポートは預けることになる

今回利用したサムイ島のレンタカー屋は、大手の業者ではない地元の零細業者でした。

利用時に、免許証の提示は求められなかったのですが、代わりにパスポートを提示し、これを預けることが必要になります。

パスポートを業者に預けることに若干抵抗がありますが、タイでは概ねこのスタイルなのです。

その代わりにデポジット(保証金)は求められません。

利用料金の支払いもクレジットカードではなく、現金になります。

利用料金は24時間で1,500バーツでした。

長期間のレンタルであれば、いくらか値引きがあるようですが、この辺りは交渉次第と思われます。

今回の利用については、特に予約はしませんでした。

「空いていれば、借りてみよう」といった程度に考えていましたが、たいがいは空いているものです。

なお24時間利用の場合は、夜間の駐車場についても考えておく必要があります。

ホテルに利用可能な駐車場がなければ、レンタカー屋にいったん車を戻すことになりますので、投宿先から遠く離れていては、不便になります。

徒歩圏内で行けるレンタカー屋を見つけておきましょう。

 

2 国際運転免許証は取得し、持参すべし

よく聞かれるのが、「運転免許はどうするのか」ということです。

離島のレンタカー屋などの従業員に言わせれば、「免許証は特に必要ない」との答えが返ってくることも多く、日本とは違うかなりゆるやかなイメージです。

とはいえ、一応法治国家なのですから、やはりここは免許証を用意しておいたほうが良いと思います。

もし無免許状態であれば、万が一事故が発生した時は、保険の補償を受けることができなくなります。

国際運転免許について少しご説明しておきます。

この制度は、日本の運転免許証を持っている人は、各都道府県の公安委員会が発行する国際免許証を取得することができ、この国際運転免許があれば、道路交通に関する条約いわゆるジュネーヴ条約に加盟している国で、自動車等を運転することができます。

交付申請は、各県の運転免許試験場などできます。

有効な運転免許証と写真1枚(縦50mm×横40mm)及びパスポートがあれば手続き可能です。

発行には手数料がかかります(東京都の場合2,350円)。

申請場所にもよりますが、即日発行も可能です。

詳細は、各都道府県の運転免許センターでご確認願います。

有効期限が1年だけなのが使いにくい点ではありますが、お守り代わりに持っていくことをお勧めします。

 

3 運転前にガソリンのメーターを確認しておくべし

日本でレンタカーを借りるときは「満タン返し」が基本ルールですが、タイのレンタカーではそうではありません。

そもそも借りたときには、満タンになっていないことが多いのです。

燃料計のメーターを確認して、目盛りのいくつまで入っているかメモしておくこと。

返すときは、その目盛りと同量以上にしておくことです。

なお、ガソリンスタンドでは「金額指定」の給油方法ができますので、メーターの目盛りを見てこまめに給油するのがベターです。

また、一般の商店の店頭でも、小売りのガソリンが販売されているのを見かけますが、たいへん危険なうえ、品質にも疑問があります。

給油はガソリンスタンドを利用するようにしてください。

売られているのはガソリン

 

4 車の外観の状況は詳細に撮影しておくこと

その時借りた島のレンタカーは、少々年季が入っていて、車体やバンパーにかなりのスリキズがありました。

キズやヘコミなど車の外観については、詳しく観察してスマートフォンなどで細かく撮影しておくのを忘れないようにしてください。

これは実際にあったのですが、車の返却時に従業員から、車体のキズを指摘されました。

幸いスマートフォンに撮っておいたキズの画像がありましたので、問題にはなりませんでしたが、もしこれがなかったら、修理代金を請求されるような大きなトラブルに巻き込まれていたかもしれません。

撮影は詳細かつ慎重にしておくことを強くお勧めします。

キズの確認は慎重に….

 

タイは幸い日本と同じ左側通行なので、違和感なく運転ができます。

しかしタイ人の運転は総じて日本人よりも荒く、かなりのスピードで飛ばしてきます。

路上を走るバイクが多いのも気になるところです。

道路事情の分からない異国での運転は、時として神経を使うこともありますが、車を利用することで、行動範囲が大きくなり、郊外にある珍しい名所に行くこともできます。

離島にご旅行される際は、ぜひレンタカーにチャレンジしてみてください。

そしてくれぐれも安全運転で…

 


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バンコク駅構内のシャワールーム

新型ウイルスの流行は、収束する気配が見えてこない状態です。

現在も事実上、タイへの渡航は不可能な状態が続いています。

いつの日か再び訪れることができる日を心待ちにしています。

そして次回の旅行でも、鉄道を利用してみたいと思っております。

今回のコラムでは、その鉄道旅行の際に大いに役に立つ情報をお伝えしたいと思います。

 

気候の暑いタイではよくシャワーを浴びます。

日本では、1日1回程度なのかもしれませんが、タイに来ると頻繁にシャワーを浴びてしまいます。

タイの人々も、日に2度3度とシャワーを浴びているようです。

汗を流すのはもちろんですが、水を浴びることで体を冷やす役割も果たしていると考えられます。

日に何度も水を浴びるタイの習慣は、その気候に根付いたものと考えられています。

旅先の移動中に、大きな荷物を持って、陽の照りつけた道を歩けば、たちどころに汗が噴き出してきます。

いまから夜行列車に乗ろうと、駅に着いたのはいいのですが、大量の汗で濡れたシャツに、すっきりとしない気持ちを持った旅行者も多いのではないでしょうか。

 

学生の頃、もう20年以上前のことになりますが、初めて訪れたチェンマイからバンコクに戻る夜行列車に乗ろうとしたときに、チェンマイ駅の構内に、水を浴びることのできるところを見つけました。

大きな水甕(みずかめ)と手桶(ておけ)を使うオールドスタイルでしたが、水を浴びて、汗を洗い流し、同時に熱くなった体を冷やすことができたのは、本当にありがたかったのを思い出します。

さっぱりした気分で、タオルで髪をぬぐいながら、夜行列車に乗り込んだものでした。

駅や空港にシャワー設備があれば、より快適な旅行ができます。

前回の旅行では、バンコクからスラータニーに向かう夜行列車を使いました。

バンコク駅には、立派なシャワー設備があります。

まだご存知ではない方のために、ご紹介いたします。

カマボコ型のドーム状の駅構内に入って、プラットホームの方向に向かって右側(東側)にトイレがあります。

トイレは有料です。

その先にシャワールームがあります。

料金を支払う窓口は同じところです。

つまりトイレを利用する人は3バーツ、シャワーを利用する人は10バーツここで払うことになります。

シャワールームは個室で、内部はこのようになっています。

比較的最近に改装されたのでしょう。

木目調の壁は清潔です。

お湯は出ません。

常温の水ですが、暑い気温のせいなのかややぬるい感じです。

水圧の強さは十分で、いたって快適です。

シャンプーやせっけんはご自身で用意することになります。

壁側についているはずのフックが外れてしまっていたのが気になりましたが、タオル掛けがついているので何とかなります。

こんな時は、100円ショップに売っているS字フックがあると重宝します。

大きめのレジ袋とS字フックがあれば、物を濡らすこともなくなります。

暑いバンコクの街で、汗と埃にまみれても、これがあればいったんリフレッシュすることができます。

利用料は10バーツだけですので、これはお買い得といえます。

夜行列車に乗り込む前に、利用してみてはいかがでしょうか。


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タイの夜行寝台列車

最近は、ウイルスの流行のため、出入国も制限されている状況で、旅行も自粛せざるを得ない事態です。

非常に残念な事態です。

早くに回復し、自由な旅行が再開できることを祈るばかりです。

さて、以前の記事でタイ国鉄の予約方法について紹介しました。

初心者必見! 日本にいながらできるタイ国鉄のネット予約法 その1)

今回は、実際にタイの夜行寝台列車に乗車したときの様子について書いてみたいと思います。

かつて日本の鉄道に数多くあった夜行寝台列車。

「ブルートレイン」の愛称もあった夜行寝台列車は、いまとなっては、ほとんど姿を消してしまいました。

現在残っている臨時列車を除く定期夜行旅客列車は、東京~出雲市間を結ぶ寝台特急「サンライズ出雲」と、東京~高松間を結ぶ寝台特急「サンライズ瀬戸」2本のみとなりました。

この2本は東京から岡山までは連結して走りますから、実質上はわずか1本と言ってもいいのかもしれません。

新幹線の延伸やLCCなど空の便の充実などによって、移動にかかる時間が大幅に短縮され、前日の夜に出発するメリットが少なくなったのが大きな要因です。

タイでは、空の便はかなり充実しており、また夜行高速バスも数多く運行されています。

しかし、タイ国鉄の夜行寝台列車も、まだまだ健在です。

利用者も多いのでしょう。

早めに予約を入れておかないと、寝台の確保が難しいくらいです。

今回乗車したのは、南本線バンコク発の特急列車番号85番になります。

最終目的地は、ナコーンシータマラート(นครศรีธรรมราช)ですが、今回はスラータニー(สุราษฎร์ธานี)まで乗車しました。

バンコク出発は19時30分で、スラータニー到着予定時刻は翌朝の7時06分となっています。

運賃は料金込みで、2等寝台の上段は718バーツでした(下段利用の場合は808バーツになります)。

プラットホームには、はっきりと表示があり、迷うことはありません。

列車車体にも、区間と号車番号が表示されていますので、安心して乗ることができるかと思います。

寝台は、ほとんど埋まっていました。

ピーク時は早めの予約が賢明と思います。

列車は、定刻より8分ほど遅れて動き始めました。

タイ国鉄の駅にはいわゆる「改札口」がありません。

列車に着席したら、乗務員が検札に来ます。

ネット予約時にPDFで送られてきた乗車券は、印刷しておく必要があります。

紙の乗車券は、ここでチェックされることになります。

と言っても切符を切るハサミのようなものはなく、乗務員がボールペンでサインして終わりです。

それからほどなくしてベッドメーキングが始まります。

車内販売の弁当もありましたが、発車からベッドメーキングまでの時間が長くないので、食事は乗車前に済ませておいたほうがいいかと思います。

ちなみに、車内販売にビールなどのアルコール類はありません。

タイ国鉄は車内での飲酒が禁じられているのです。

「寝るには少し早いかな」とも思いますが、これでは仕方ありません。

乗務員が手早く座席を倒して、真っ白なシーツを敷いていきます。

寝具は清潔で快適です。

ベッドがセットされると、天井に頭がつかえてしまいますので、横になるしかありません。

冷房付の車内ですが、噂に聞いていたとおり相当に冷えます。

長袖の上着は必携です。

レールの上を進む心地良い音を聴いているうちに、瞼が重くなってきます。

翌朝、6時を回り周囲が明るくなってきます。

車窓の風景は、南国の濃い緑色です。

乗務員が寝具を片付けに来ます。

目的地のスラータニーへは、定刻より40分ほど遅れで到着しました。

夜行の移動ですが、身体を伸ばして寝られるのは快適です。

夜行列車には、飛行機やバス移動では味わえない「旅情」というものがあります。

ぜひ一度は乗車してみてください。

 


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ドンムアンからバンコク市内へ(鉄道編)

今回は、ドンムアン空港からバンコク市内へ移動する格安の方法を紹介します。

多くの旅行者は空港バスを利用しているのではないかと思います。

空港バスについては、別記「ドンムアンからバンコク市内へ(空港バス編)https://ponce07.com/from-don-mueang-to-bangkok-cityairport-bus/」をご参照ください。

詳しく紹介しています。

空港バスのほかに、一般の路線バスで行く方法ももちろんあります。

29番のバスを利用すればフアランポーン駅へ行くことができます。

学生時代に初めてバンコクに来たときは、この29番バスを使うのが一般的でしたが、いまはこの方法はあまりおすすめできません。

理由はもちろん「渋滞」です。

29番バスは、市内の一般道を走るため、渋滞のリスクが大きいのです。

時間通りに空港に向かわなければならないようなときは、使うのを控えた方が賢明です。

渋滞を避けて、モーチット駅でBTS(高架鉄道)へ乗り換える旅行者が多いのも納得がいきます。

しかし、その空港バスよりも格安の移動手段があります。

それは「鉄道」です。

列車の種類によって運賃は異なりますが、バンコク駅までは5〜20バーツで乗車できます。

このドンムアン駅はバンコクから、北部・東北部方面へ向かう中途にありますので、空港からバンコク市内に入らずに、北部・東北部方面へ向かう旅行者にとっても利用価値が高いと言えます。

空港ターミナル内には、鉄道駅の方向を示す案内表示ないこともあり、駅への通路が少々わかりにくい感もありますが、登り口がわかれば簡単に行くことができます。

第1ターミナル(国際線)1階の到着口からアマリホテル(Amari Hotel DonMuang Airport)へ通じる階段を登ればすぐに行くことができます。

階段を上がって2階に、外へ通じる扉がありますので、そこから外へ出て、歩道橋を進めば、駅舎が見えてきます。

切符売り場は、上りホーム側(南方向・バンコク方面行き側)にあります。

列車の本数があまり多くないことと到着の遅延がしばしばあるのか欠点ですが、渋滞の問題はありません。

この鉄道は北部・東北部方面へ行く鉄道です。

タイの庶民も多く利用している路線です。

普通列車であれば、混雑しているうえに、大きな荷物を置くスペースが用意されているわけではありません。

またプラットホームから列車の床面までは、大きな段差がありますので、キャリーケースなどの大きい荷物を持った旅行者には、あまりおすすめできません。

冷房のついていない車両で、開け放った窓の外からぬるい空気が容赦なく入り込んでくる車内。

埃っぽい吊革をつかんで眺める市内の風景にどことなく郷愁を覚えます。

と同時にバンスー駅(ชุมทางบางซื่อ)の東側に、建設中の新しい駅舎が見えてきます。

近くタイ国鉄が運行を開始する新しい都市鉄道「ダークレッドライン(Dark Red Line)」の始発駅でもあります。

ここバンスーからランシット(รังสิต)間の約26kmで、電化・複線化された新しい路線が始まります。

途中ドンムアン駅も通ることになりますので、新路線開通の後は、この古い列車に乗る機会もなくなってしまうかもしれません。

昔のバンコクと新しいバンコクが入り混じったような不思議な風景でした。

車内の様子

古びた鉄道での移動は、必ずしも快適とはいえないのかもしれませんが、この風景が見られるのもあと少しなのかと思い、今回利用してみました。

 


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ドンムアンからバンコク市内へ(空港バス編)

ドンムアン空港からバンコク市内までの足で便利なのは、やはり空港バスでしょう。

第1ターミナル1階出てすぐのところ(6番出口付近)にバス停がありますので、初めての旅行者でも迷うことはありません。

一部高速道路を通っていることから、渋滞のリスクは軽減されています。

また、荷物を置くスペースも用意されているので、大きいキャリーケースを持った旅行者には都合が良いでしょう。

エアコンもよく効いていますので、快適な移動になろうかと思います。

路線は全部で4路線あります。

ルートの概要は以下のとおりです。

路線A1

ターミナル1(国際線)→ターミナル2(国内線)→BTSモーチット駅(สถานี หมอชิต)・MRTチャトチャック公園駅(สถานี สวนจตุจักร)→バンコク北バスターミナル(สถานีขนส่งผู้โดยสารกรุงเทพ (จตุจักร))

運賃は一律30バーツ

運行時間は 6:15~23:00

運行間隔は 約5分に1本

A1は、最もオーソドックスな路線と言えます。

空港を出てから、しばらく高架道路を通ってモーチット駅付近で、一般道に入ります。

このことから渋滞の心配は少ないと言えます。

このモーチットからBTS(高架鉄道)やMRT(地下鉄)を利用すれば、市内の主だったところに渋滞なしで向かうことができます。

また、終点が北バスターミナルなので、ここから地方都市へ移動したい旅行者にとっても利用価値は大です。

 

路線A2

ターミナル1(国際線)→ターミナル2(国内線)→BTSモーチット駅(สถานี หมอชิต)・MRTチャトチャック公園駅(สถานี สวนจตุจักร)→BTSサパーンクワーイ駅(สถานี สะพานควาย)→BTSアーリー駅(สถานี อารีย์)→BTSサナームパオ駅(สถานี สนามเป้า)→BTS戦勝記念塔駅(สถานี อนุสาวรีย์ชัยสมรภูมิ)

運賃は一律30バーツ

運行時間は 6:30~23:00

運行間隔は 約15分に1本

BTSモーチット駅までは、A1バスと同じルートです。

そこから、BTSの線に沿って南方向に戦勝記念塔まで行きます。

これは実際に使ってみた感想ですが、戦勝記念塔前でバスを下車した地点と、乗り換えのためのBTS戦勝記念塔駅は少し離れていました。

ラッシュ時であったため、人ごみの中でキャリーケースを運ぶのに苦戦したのを覚えています。

BTSに乗り換えるのであれば、手前の駅(アーリー駅やサナームパオ駅)で降りるのも選択肢に入れていいかと思います。

 

路線A3

ターミナル1(国際線)→ターミナル2(国内線)→ディンデーン(ดินแดง)→プラトゥナーム(ประตูน้ำ)→セントラルワールド(เซ็นทรัลเวิลด์)→BTSラチャダムリ駅(สถานี ราชดำริ)→ルンピニ公園(สวนลุมพินี)

運賃は一律50バーツ

運行時間は 7:00~23:00

運行間隔は 約30分に1本

セントラルワールドやその向かいのビッグCなどショッピングモールの集中している界隈に直行です。

ショッピング重視派の旅行者やルンピニ公園付近に宿をとっている旅行者には利用価値は大きいです。

ただし、運行本数がやや少ないのが難点です。

 

路線A4

ターミナル1(国際線)→ターミナル2(国内線)→ヨムマラート(ยมราช)→ランルアン(ถนน หลานหลวง)→民主記念塔(อนุสาวรีย์ประชาธิปไตย)→カオサンロード(ถนน ข้าวสาร)→サナームルアン(王宮前広場 สนามหลวง)

運賃は一律50バーツ

運行時間は 7:00~23:00

運行間隔は 約30分に1本

バックパッカーのたまり場であるカオサンロードに直行です。

王宮周辺を観光される旅行者にとっても利用価値は高いと思います。

ただし、この路線も運行本数がやや少ないのが難点です。

いずれの路線も、出発はターミナル1(国際線)からになりますので、ターミナル2(国内線)で降りた場合でも、ターミナル1まで移動してから乗車すれば、より確実に座席を確保できるかと思います。

乗車券は、バスに乗ってからになります。

車掌さんに運賃を支払い、乗車券を受け取るようにしてください。

運行状況は随時変更されます。

最新の情報を、ご自身の目で確認されるようお願いいたします。


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ライオンエアー

タイのLCCとして九州に上陸したライオンエアー。

その使い勝手はいかに。

福岡〜バンコク(ドンムアン)を毎日運航しています。

同区間は、エアアジアも運航していますが、こちらの方は毎日運航ではなく、週4便の運行です。

最大のメリットは、やはり直行便であること。

所要時間の短さはもちろんのこと、現地での滞在時間がより長く確保できるメリットは大きいと思います。

早朝の出発になるのは少々キツイところですが、それだけ早くバンコクに着けるのは結構なことです。

今回利用したSL315便。

福岡の出発時刻は8時25分で、バンコク到着時刻は12時35分でした。

8時25分が出発時刻ということは、チェックインの開始は6時25分。

早い!

6時前に福岡空港の出発口に着きましたが、もうすでに結構な数の乗客が集まっていました。

見たところ、どちらかと言えば、日本人の旅行者よりもタイ人旅行者の方が数の上でやや優勢といった印象です。

みんなどういう交通手段でここに来たのだろうか?

地下鉄の空港行始発が福岡空港駅に着くのが5時55分。

ただし、地下鉄の福岡空港駅は国内線寄りにあるので、ここから国際線ターミナルまで移動することを考えたら、出遅れてしまうかもしれません。

今回僕がとった手段は、博多駅の南側の安宿に前泊して、タクシーで空港に向かう方法です。

距離は意外と近くて、タクシー料金は1000円程度です。

バックパッカー時代の経験から、チェックインは開始早々に済ませるのが習慣になっています。

いまはちょっと考えにくいのですが、当時はオーバーブッキング(予約超過)の理由で、空港に遅く着いたら乗りそびれるようなことが時々発生したのです。

いまはなくなった「リコンファーム(予約再確認)」のルールがあったのも、そういう背景があったからなのです。

とにかく、ボーディングパスを手にするまでは安心できなかったのです。

混雑していたのか、予定より5分ほど早くチェックインのアナウンスがありました。

手続きは簡単に終了。

今回は、預け入れる荷物がなかったので、身軽です。

機内持ち込み手荷物については、チェックが厳しいとの噂がありましたが、今回利用した福岡空港では、それほど厳しくはありませんでした。見た目だけのチェックで、重量の実測はありません。

フライトは定刻通りで、何ら問題はありません。

離陸してほどなくして、軽食が配られました。

LCCと言えば、機内食は別料金なのが常ですが、意外にも軽食付きでした。

と言っても“本当に軽い食事”のレベルですが…

可もなく不可もなくといったところかも知れません。

過剰なサービスはなく、いたってシンプル。

定刻通りにドンムアン空港に到着です。

今回は年末年始の9連休初日ということもあり、安く買えなかったのが残念でしたが、時期をずらせば、片道20,000円以下で買うことも可能なようです。

安く手軽に旅行したいのであれば、利用する価値は大いにありです。

 


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イサラパープ  ถนนอิสรภาพ

バンコクで宿をとるときは、ラーチャテーウィー駅(สถานีราชเทวี)近くの宿を選ぶことがよくありました。

この地区を選ぶメリットはもちろん交通の利便性の良さにあります。

スワンナプーム空港利用の場合は、隣のパヤータイ駅(สถานีพญาไท)からエアポートレールリンクに乗れば30分ほどで空港に着きます。

ドンムアン空港利用の場合でも、BTS(高架鉄道)のスクンビット線で北方向に少し行けば、モーチット駅(สถานีหมอชิต)になり、そこからドンムアン空港までは、バスですぐ行けます。

ラーチャテーウィー駅近くのペッチャブリー通り(ถนนเพชรบุรี)を東方向に少し歩けば、パンティップ・プラザ プラトゥナーム(ศูนย์การค้าพันธุ์ทิพย์ ประตูน้ำ)、セントラルワールド(เซ็นทรัลเวิลด์)、スーパーのBig C (บิ๊กซี ซูเปอร์เซ็นเตอร์ ราชดำริ)などの商業施設が集中していて、そのいずれもが徒歩圏内です。

買い物重視派の旅行者にとっては、大きなメリットがあると思います。

しかし、当たり前に旅行をするのが面白くない天邪鬼的な性格な僕なので、今回は少し別のエリアに投宿することにしました。

そこで選んだのが、このイサラパープ地区でした。

王宮からチャオプラヤ川を渡って、ワット・アルン(暁の寺วัดอรุณราชวรารามราชวรมหาวิหาร)のある辺りと言えばイメージしやすいと思います。

通りの名前は「タノン・イサラパープ(ถนนอิสรภาพ)」で、MRT(地下鉄)の駅もあり、駅の名前は「イサラパープ駅(สถานีอิสรภาพ)」です。

イサラパープ(อิสรภาพ)の意味は、「自由(freedom)」です。

なかなかカッコイイ名前です。

昨年(2019年)にフワランポーン駅から、MRTが西側に延伸され、設置された駅のひとつで、ワット・ポーや王宮の最寄り駅である「サナームチャイ駅(สถานีสนามไชย)」の次の駅が、このイサラパープ駅になります。

ワット・ポー側からワット・アルン側には、渡し船で行くこともできますが、MRTが開通して以来、この地区により手軽に行けるようになったと思います。

ワット・ポー側と違ってどちらかと言えば落ち着いた雰囲気があり、観光客ズレした印象はほとんどありません。

バイクとクルマの騒音が激しいペッチャブリー通りと違って、静かな雰囲気が心地良く感じます。

飲食店に入っても、英語表記のメニューは少なく、庶民的な雰囲気が感じられます。

派手な商業施設はなく、地元民が日常立ち寄るような零細の商店が目立ちます。

バンコク市内で、静かで落ち着いた感じの下町に出会った感じです。

「対岸」という言い方があります。

「川の向こう側」。要するに、話し手からみた「あちら側」という、やや距離感を置いた表現です。

こちらがメジャーで、あちら側はマイナーというある種の意識を感じます。

ここイサラパープ地区は、バンコクでは「対岸」地区になるわけです。

ワット・ポーや王宮にあるような華やかさには欠けるかもしれません。

この地区を訪れる旅行者もまだ限られているのかもしれません。

しかしそれが、かえって自分の感性に合っているようです。

ガイドブックには出ていないような地区にも、足を運んでみたいと思います。

庶民の暮らしぶりを垣間見ることができれば、それが新たな発見になるかもしれません。

自分だけのオリジナルな発見を求めていきたいと思うのです。


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