日傘 ร่มกันแดด

最近は朝夕に涼しい風が吹いて、過ごしやすくなりました。

今年の厳しかった夏も、ようやく終わったといった感じがします。

例年と違って、僕の始めた新たな試みは…

それは「日傘を使い始めた」ことです。

夏そのものは決して嫌いではないのですが、昼日中に炎天下の市街地を歩くのに、とにかく苦痛に感じるようになったからです。

アスファルトに覆われたビル街は、ヒートアイランド現象のせいもあり、気温が40度近くになる日も珍しくありません。

単に暑いというのではなく、強い日差しが直接当たる頭に痛みを感じるようになったからです。

そんな意味で、頭を強い日差しから保護する日傘に注目したのです。

とはいえ、男子たるものが人前で日傘をさすのは、大いに抵抗があるもの。

しかし、背に腹は代えられないとの思いから、日差しの強い日に限って、日傘をさすようになりました。

思い切って試してみると、これがなかなかの優れものです。

照り返しと蒸し暑さはあるものの、頭の痛みについてはかなり軽減されるようになりました。

環境省のレポートによれば、帽子のみをかぶった場合と日射を99%以上カットする日傘を使った場合との比較を行った結果、日傘をさした場合、汗の量が約17%減ることのこと。

http://www.env.go.jp/press/106813.html

また、体感温度を10度近く下げる効果もあるという報告もあります。

さて、「常夏の国」のイメージのあるタイでは、日傘のイメージはどうでしょうか?

日本よりもずっと日差しが強く、また夏の期間が長いタイですが、日傘を使っている人は少数派であるように感じます。

街でも日傘が売られているのをほとんど見かけません。

日焼け止めのクリームやサングラスは、よく売られているのですが、日傘に関しては意外と取り扱われていないのです。

なぜそうなのかは不思議なのですが、これは習慣の違いなのかもしれません。

ですので、タイへの渡航を計画されているかたは、必需品のひとつに日傘を加えてもいいと思います。

強い日差しを嫌うのは、タイ人も同じです。

というよりも、タイ人のほうが、その嫌悪感を顕著に表しているようにも見えます。

バス停でバスを待つ人も、屋根があるところであれば、当然にその下で待っています。

屋根のないところでも、近くに電柱などの影があれば、そこでバスを待っているのをよく見かけます。

ことあるごとに、「イェンサバーイ(เย็นสบาย=涼しくて気持ちがいい)」を連発する彼らのことですから、強い日差しを毛嫌いするのは当たり前なのです。

 

遮光性の高い日傘を使えば、まるで木陰にいるような涼しさを体感できます。

高品質の日傘がタイで普及するのは、時間の問題のように思います。

いつの日か、バンコク市内にも「日傘男子」が闊歩する日が来るかもしれません。

 

 


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ゴイ姉さんの店 เจ๊ก้อย

次にタイに行けるとしたら、どこに行こうか…

そんなことを考えているかたも多いのではないでしょうか。

しかし現実はまだ厳しいようです。

旅行自由化の再開はまだまだ先のことと思われます。

いまは我慢のとき。

グーグルマップなどを眺めながら、いつの日かに訪れる次の旅行のプランを空想しているかたも多いのではないでしょうか。

今日は、バンコク市内で気軽に入れる庶民的なイサーン料理店を紹介します。

イサーンとは、タイ東北部の総称で、豊かで独特の食文化があります。

特徴としては、辛さが特に強く、味付けの濃い料理が多いことが挙げられます。

カオニャオ(=ข้าวเหนียว もち米)を主食にして食べ、少しのおかずでご飯をたくさん食べる習慣があります。

他にも生野菜や茹でた野菜をふんだんに使うこと、発酵食品が多いことなどが挙げられます。

昔の東北地方の土壌は作物が育ちにくいことも多く、また食糧の流通事情もあまりよくなかったこともあり、こうした独特の食文化が生まれたと言われています。

有名なメニューとしては、ソムタム(=ส้มตำ 青パパイヤのサラダ)、ガイヤーン(=ไก่ย่าง 鶏の炭火焼き)、ネーム(=แหนม 発酵豚肉のソーセージ)、コームーヤーン(=คอหมูย่าง 豚ののど肉のあぶり焼き)などがあります。

これらの料理も、僕は初めて食べたのがバンコクやチェンマイだったので、てっきりその土地の料理と思い込んでいました。

ところが後になってわかったのが、そのルーツはイサーン料理だったということです。

バンコクへの人口の流入で、イサーン料理は全国に広がっていったものと思われます。

ジェーゴイ(เจ๊ก้อย)という名前のその店は、ラーチャテーウィー区(เขตราชเทวี)のペッチャブリー通り(ถนนเพชรบุรี)にあります。

BTSラーチャテーウィー駅(สถานีราชเทวี)から歩いてすぐのところです。

この周囲には、イサーン料理の看板を掲げた店が他にもいくつかあります。

もしかしたら、この辺りはイサーンから移り住んだ人が多いのかもしれません。

屋号のジェー(=เจ๊)は、「姉さん」の意味で、もともとは中国語で、華僑の間で使われていた年長者の女性に対する呼びかけの言葉です。

また、ゴイ(=ก้อย)は、本来の意味は「小さいもの、細いもの」で、小指(=นิ้วก้อย)として使われるほか、ニックネーム(ชื่อเล่น)としてもよく使われています。

ですから、「ジェーゴイเจ๊ก้อย」は、「ゴイ姉さんの店」といった感じの店の名前なのです。

メニューは多く、一般的なものから聞いたこともないものまで幅広く、選ぶのに迷うほどです。

写真付きで英文併記のメニューがありますので、タイ語がわからない旅行者でも問題はありません。

料理は一皿80バーツ程度からあります。

リーズナブルですので、適当に思いついたものを頼んでみるのもいいでしょう。

ビールなどの飲料も「氷付き」で注文できます。

なお注文は、各席に置かれているメモ帳に書いて、店員さんに渡します。

味はどれも本格的で、ビールが進みます。

チムチュム(จิ้มจุ่ม)という、イサーン式の鍋料理もあります。

営業は、夜のみで夕方5時に開きます。

遅い時間に行くと、満席のことも多く、待たされることもありますので、早めに行かれることをお勧めします。

洒落たレストランというわけではありませんが、手軽にそしてリーズナブルに味わえる庶民の店です。

ぜひ一度お試しください。

 

 


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ภูมิแพ้กรุงเทพ バンコクアレルギー

これまでこのブログの中で、急成長するバンコクの街を数多く書いてきました。

便利で快適になっていく街の様子を数多く紹介してきました。

その一方で、バンコクに住む人で、都会の生活に疲れ、故郷を想い、あるいは田舎暮らししたいを思うこと人も少なくありません。

大気汚染に起因する喘息、花粉症などのいろいろなアレルギー症状に悩まされている人も多くいます。

このような現代病に冒されている人が確実に増えているのは、日本と変わりありません。

この歌が流行した背景にも、そんな現代人の自然回帰思想があるように感じます。

歌のストーリーは…

バンコクは大気汚染がひどすぎてとても暮らせないと嘆く若者に、医者は空気の澄んだ所での転地療法を勧めます。

そして訪れたある田舎の県で、そこに住む若い女性と知り合いになって…

そして病気が快復したあとも、バンコクに戻らずに、その街に残ることになって…

 

タイ語の勉強はまだまだ発展途上です

また、もっと良い訳し方がある!

という先輩がいらっしゃれば、ご一報ください。

お待ちしています。

 

โรคภูมิแพ้กำเริบจนทนไม่ได้

アレルギーにすっかりやられてしまい耐えられない

หมอก็ขอให้หนีจากกรุงเทพไป

医者はバンコクから抜け出すよう勧めた

พี่เลือกมาจังหวัดนี้เพราะเห็นว่าอากาศดีกว่าที่ใด

僕がこの県を選んで来たのは ほかのどこよりも空気がいいと思ったから

แน่ใจนะว่ามาเพื่อรักษาตัว

ここに来たのはご自身の治療のためですよね

ผู้ชายจากกรุงเทพดูน่ากลัวทุกคน

バンコクから来た男の人は みんな怖そうに見えます

สาวสาวในจังหวัดนี้ซื่อซื่อตามไม่ทันพี่หรอกหนา

この県の女の子はみんな純朴です だからあなたにはついていけません

ไม่ได้มาเพื่อลวงใครใช่ไหม…

誰かをだますために来たわけじゃないでしょうね

 

เมืองหลวงควันและฝุ่นมากมาย

排気ガスと埃にまみれた都

พี่สูดดมเข้าไปร่างกายก็เป็นภูมิแพ้

僕はこれを吸い続けてアレルギーになってしまった

ผู้หญิงที่กรุงเทพก็อันตราย

バンコクの女性も危険です

เพราะพวกเธอหลายใจหัวใจพี่เองก็แพ้

彼女たちは気が多いから…それで僕の心も病んでしまった

 

ตั้งแต่มาเจอเธอเท่านั้นช่างสุขใจเหลือเกิน

あなたと出会ってから とても幸せな気持ちになれました

ขอร้องให้เธออย่าเมินช่วยรักษาใจ

どうか顔をそむけないでほしい 癒してほしい

พี่จ๋าถ้าพูดจริงน้องก็คงรับได้

あなたが本気で言っているのなら 私は受け入れます

ถ้าไม่ได้มาหลอกน้องก็เต็มใจจะรักกัน

あなたが遊びじゃないのなら 私は喜んで受け入れます

พี่ไม่ได้มาหลอก

僕はいい加減な気持ちではありません

รักของเราจะคงอยู่แสนนาน

私たちの愛は いつまでも続いていくでしょう

 

ถ้าพี่หายดีแล้วอย่าทิ้งน้องไป

あなたの病気がよくなっても 私を置いていかないで

ถึงพี่หายจะขออยู่ยาวให้ได้

僕の病気がよくなっても ずっとここにいさせてください

พี่รักในจังหวัดนี้รักษากายใจให้ดีทั้งสองคราว

僕はこの県が好きです 心も体も良くなったから

 

แล้วผู้หญิงที่กรุงเทพจะว่าไง

でもバンコクの彼女がどう言うのでしょう

เธอเหล่านั้นจิตใจสู้น้องไม่ได้

彼女たちが何を言おうと あなたの気持ちにはかないません

เขาสวยกันจังพี่จ๋า

とても綺麗な人ですよ 彼女たちは

เพราะศัลยกรรมหรอกหนาอย่าไปสนใจ

整形しているからです 気にしないでください

ความงามจริงจริงต้องออกจากข้างใน

本当の美しさは 内面からにじみ出るものなんですよ

 

เมืองหลวงควันและฝุ่นมากมาย

พี่สูดดมเข้าไปร่างกายก็เป็นภูมิแพ้

ผู้หญิงที่กรุงเทพก็อันตราย

เพราะพวกเธอหลายใจหัวใจพี่เองก็แพ้

 

ตั้งแต่มาเจอเธอเท่านั้นช่างสุขใจเหลือเกิน

ขอร้องให้เธออย่าเมินช่วยรักษาใจ

พี่จ๋าถ้าพูดจริงน้องก็คงรับได้

ถ้าไม่ได้มาหลอกน้องก็เต็มใจจะรักกัน

พี่ไม่ได้มาหลอก

รักของเราจะคงอยู่แสนนาน

 

เมืองหลวงควันและฝุ่นมากมาย

พี่สูดดมเข้าไปร่างกายก็เป็นภูมิแพ้

ผู้หญิงที่กรุงเทพก็อันตราย

เพราะพวกเธอหลายใจหัวใจพี่เองก็แพ้

 

ตั้งแต่มาเจอเธอเท่านั้นช่างสุขใจเหลือเกิน

ขอร้องให้เธออย่าเมินช่วยรักษาใจ

พี่จ๋าถ้าพูดจริงน้องก็คงรับได้

ถ้าไม่ได้มาหลอกน้องก็เต็มใจจะรักกัน

พี่ไม่ได้มาหลอก

รักของเราจะคงอยู่แสนนาน

รักของเราจะคงอยู่แสนนาน…

 

เพลง : ภูมิแพ้​กรุงเทพ

ศิลปิน : ป้าง นครินทร์ กิ่งศักดิ์/ตั๊กแตน ชลดา

 


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ホイトート หอยทอด

牡蠣(かき)は好きですか?

僕は牡蠣が嫌いではありません。食べます(笑)。

長崎や佐賀の有明海沿いに冬の時期に出没する牡蠣焼き小屋も、しばしば訪れるところです。

生食の牡蠣も好きです。

牡蠣などの魚介類は、何といっても鮮度が命。

鮮度が落ちると、その風味を失ってしまうのはもとより、食あたりの心配も出てきます。

そんな、牡蠣を南国のタイで食べてきました。

あれほどの暑さなので、鮮度を維持するのに大変な苦労があるのかと察します。

しかしながら、牡蠣を食べる文化は、タイの社会で永く続いているのです。

今回ご紹介するタイの逸品は「ホイトート」です。

 

ホイトートは一言で言えば牡蠣のタイ風お好み焼きです。

言葉の意味を分解すると…

ホイ หอย = 貝

トート ทอด = (油で)揚げる

という意味になります。

店によって多少違いはありますが、作り方としては、牡蠣を溶いた小麦粉や卵の生地にまぶして焼いたものです。

カリッとした触感と香ばしさがあります。

しかし、日本のお好み焼きのように、たっぷりの生地が使われているわけではないので、牡蠣の一粒一粒の食感がはっきりと分かる形で伝わってきます。

言ってみれば、お好み焼きと卵とじの中間的な感じです。

辛くはありませんので、辛い物が苦手な人でも問題ありません。

お好みに応じてチリソースをかけてもいいでしょう。

ビールのつまみに持ってこいの一品でもあります。

このホイトートに極めて似たものにオースワン(ออส่วน)があります。

見た目も材料もほとんど同じなのですが、食感がまったく違います。

オースワンも、ホイトートと同じように、牡蠣を溶いた小麦粉や卵の生地で焼いたものですが、作り方が異なります。

油で揚げた感じではなく、しっとりと焼いた感じに近いと思います。

ホイトートはカリッとしたクリスピーな食感ですが、オースワンには、この触感はなく牡蠣の柔らかい食感がわかる仕上がりになっています。

個人的には、カリッとしたクリスピーなホイトートが好きですが、本来の牡蠣の風味や食感を楽しみたいのであれば、オースワンのほうがおもしろいと思います。

余裕があるかたは、両方を食べ比べてみるのもいいかもしれません。

さて、このホイトートの老舗がヤワラー・チャイナタウンにあります。

その名も「ナーイモンホイトート นายหอยทอด」です。

ナーイ นาย = 旦那(だんな)、主人(しゅじん) という意味ですので

店の名は「ミスター・モンのホイトート屋」といった意味になろうかと思います。

さっそく行ってみました。

店は地下鉄・ワットモンコン駅(สถานีวัดมังกร)を出てすぐのところにあります。

夕方の早い時間に行ってみたのですが、人気店ということもあり、座席はすでに満員状態。

店内のテーブルに入りきれず、店の前の席にようやく腰掛けることができました。

名物ホイトートは、牡蠣の風味と食感がはっきりと伝わってくる絶品です。

しかし、席のすぐ後ろが、車通りの多い道路になっていて、少々落ち着かなかった印象でした。

ゆっくりと落ちついたところで味わいたいのであれば、別の選択肢もあります。

タイ各地の人気店の味が一度に楽しめる名所として有名なキングパワー免税店(キングパワーランナム)のフードコートです。

このフードコートは、市内の有名なストリート・レストランを集めた施設として有名なところです。

地元民ご用達の名店もあるとも言われています。

そのうちの一つ「ラマイ・ホイトート・ヤワラートLamai Hoi Thod Yaowarat」という店のホイトートを試してみました。

名店のそろうキングパワーのフードコート

 

この店もやはりヤワラー・チャイナタウンの名店から暖簾分けした店です。

こちらのホイトートは、衣がやや厚くボリューム感があります。

焼いた鉄板のまま出されるのは、またうれしいところです。

鉄板で焼くというよりは、油で揚げるような調理法なので、確かに油っこさはあります。

しかしながら、鉄板の下に敷き詰められたもやしが、その油っこさを抑えるいいアクセントになっています。

こちらも、ぜひお試しいただきたい一品です。

キングパワーランナム店へは、BTSのビクトリーモニュメント(戦勝記念塔=สถานีอนุสาวรีย์ชัยสมรภูมิ)駅から徒歩5分ほどです。

駅の2番出口を出て、ショッピングモールの中を通って、ランナム通り側の出口を出ると行きやすいです。

「Rangnam Road」の表示を目印にして進んでください。

 

タイで味わう逸品。

ホイトート หอยทอด をお試しください。

 

 


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熱い心と冷たい心 ใจร้อนและใจเย็น

6月に入ってより暑くなってきました。

これからの季節は、マスクの着用が苦しくなります。

これまでもインフルエンザ予防のためにマスクの着用をすることがありましたが、それはきまって冬の時期。

真夏にマスクを着用することは、多くの日本人にとって不慣れなことです。

しかし今のご時世では、マスクの着用は必須です。

そこで夏仕様のマスクも出回っているようです。

大手の衣料品販売店で、夏仕様のマスクの販売が始まり、これを買い求める行列ができているとの報道もありました。

しかし、その効果はいかばかりか…

やはり布で覆うとなれば、空気の通りも遮断されるわけですから、口元に暑さが籠ってしまうのは仕方のないことです。

タイのような南国では、この口元の暑さ対策は、どのようにしているのでしょうか。

興味のあるところです。

今日は、タイ語の「暑い」「涼しい」ついて書いてみたいと思います。

一年間の平均気温はおよそ29度と言われるタイ。

タイ人は、とにかく暑さを嫌います。

この暑さゆえに、人々は徒歩での移動も極端に嫌います。

徒歩にして十数分の距離でも、タイ人はバイクやソンテオ(สองแถว=乗り合いの小型トラック)を利用したがります。

東京では、電車の駅にして1駅分程度の距離であれば、たいていは歩いて済ませるのでしょうが、バンコクではそうではありません。

近年発達したBTSや地下鉄は、冷房がよくきいていて、涼しくて快適です。

バスなどに比べると運賃は割高ですが、その快適さゆえに人気があります。

まさに、「イェンサバーイ(เย็นสบาย=涼しくて気持ちがいい)」なのです。

イェン(เย็น)は「涼しい」「冷たい」の意味で、サバーイ(สบาย)は「快適な」「元気な」という意味になります。

このサバーイ(สบาย)は、タイ人の気質を最もよく表現している言葉とも言われ、タイ語では頻繁に使われる単語です。

タイ人は、何につけても、このサバーイ(สบาย)の感覚を大事にします。

サバーイ(สบาย)が良いことで、マイサバーイ(ไม่สบาย=不快)は悪いこと、とはっきりと二分して考えます。

また、タイ語では「心」のことをチャイ(ใจ)と言います。

このサバーイ(สบาย)にチャイ(ใจ)をつけると「サバーイチャイ(สบายใจ)」となり、「気が晴れる」「安心である」「気が楽な」といった意味になります。

チャイ(ใจ)に「良い」という意味の単語であるディー(ดี)をつけると「チャイディー(ใจดี)」で、「親切な」とか「優しい」という意味になります。(修飾語は修飾される語の後に置きます)

チャイ(ใจ)に「黒い」という意味のダム(ดำ)をつけると、「チャイダム(ใจดำ)」で「腹黒い」「意地悪な」「冷酷な」という意味になります。

チャイ(ใจ)に「広い(กว้าง)」がつけば「チャイクワーン(ใจกว้าง)」で「度量が広い」とか「寛大な」という意味になり、「狭い(แคบ)」がつくと「チャイケープ(ใจแคบ)」で「度量が狭い」「心が狭い」という意味になります。

タイ語で「熱い心(チャイローンใจร้อน)」というのはどういう意味になると思いますか?

「熱い心」と聞けば、多くの日本人は、「熱血漢」あるいは「情熱的な人」のように考える人が多いと思います。

それは概ねプラスのイメージと言えます。

ところが、タイ人の多くはそのように考えません。

タイは気候的に暑い国です。

こういう暑い国では「熱い」ことは、あまり良いイメージを持ちません。

チャイローン(ใจร้อน)は「せっかちな」とか「短気な」という意味になります。

すぐに熱くなるような短気な人は評価が低いのです。

反対に、「冷たい心(チャイイェン(ใจเย็น))」は、直訳すれば「冷たい心」ですが、ここでは「冷血な」「非情な」という意味ではなくて、「落ち着いた」「冷静な」の意味になります。

「涼しい」「冷たい」を意味するイェン(เย็น)は、タイでは概ねプラスのイメージにつながります。

いつ何時でも、冷静沈着に行動する人は、タイでは高く評価されます。

ここでも「涼しい」「冷たい」を意味するイェン(เย็น)は、やはり良いこと「サバーイ(สบาย)」につながっているのでしょう。

ちょっと慌ててしまったときに「チャイイェンイェンナ(ใจเย็น ๆนะ)」と言われてしまったことがありますが、ここでの意味は、「少し落ち着きなさい」というようなニュアンスのやんわりとした注意なのです。

 

南国の言語の勉強をしていると、日本語とは少し異なったニュアンスに直面することがあります。

言葉というものは、やはりその土地に根ざした感覚というものが強く映し出されているような気がするのです。

 


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島でのドライブ

新型ウイルスの危機がいくらか沈静化して、国際航空路線運行再開の日が近づいています。

まだ予断を許さない状況ですが、明るい兆しはうかがえます。

旅行自由化の日を心待ちにしているかたも多いのではないでしょうか。

 

タイの離島での移動はレンタカーが便利ということは以前も書きました。

https://ponce07.com/car-rental/

タクシーなどを利用するよりも、自分で運転しながら自由に動くほうが、ずっと気楽なのです。

今回はタイでのレンタカーの利用方法について、もう少し具体的に書いてみたいと思います。

なお、ここでの状況は2020年1月のスラータニー県サムイ島での状況になります。

 

1 保証金は不要だがパスポートは預けることになる

今回利用したサムイ島のレンタカー屋は、大手の業者ではない地元の零細業者でした。

利用時に、免許証の提示は求められなかったのですが、代わりにパスポートを提示し、これを預けることが必要になります。

パスポートを業者に預けることに若干抵抗がありますが、タイでは概ねこのスタイルなのです。

その代わりにデポジット(保証金)は求められません。

利用料金の支払いもクレジットカードではなく、現金になります。

利用料金は24時間で1,500バーツでした。

長期間のレンタルであれば、いくらか値引きがあるようですが、この辺りは交渉次第と思われます。

今回の利用については、特に予約はしませんでした。

「空いていれば、借りてみよう」といった程度に考えていましたが、たいがいは空いているものです。

なお24時間利用の場合は、夜間の駐車場についても考えておく必要があります。

ホテルに利用可能な駐車場がなければ、レンタカー屋にいったん車を戻すことになりますので、投宿先から遠く離れていては、不便になります。

徒歩圏内で行けるレンタカー屋を見つけておきましょう。

 

2 国際運転免許証は取得し、持参すべし

よく聞かれるのが、「運転免許はどうするのか」ということです。

離島のレンタカー屋などの従業員に言わせれば、「免許証は特に必要ない」との答えが返ってくることも多く、日本とは違うかなりゆるやかなイメージです。

とはいえ、一応法治国家なのですから、やはりここは免許証を用意しておいたほうが良いと思います。

もし無免許状態であれば、万が一事故が発生した時は、保険の補償を受けることができなくなります。

国際運転免許について少しご説明しておきます。

この制度は、日本の運転免許証を持っている人は、各都道府県の公安委員会が発行する国際免許証を取得することができ、この国際運転免許があれば、道路交通に関する条約いわゆるジュネーヴ条約に加盟している国で、自動車等を運転することができます。

交付申請は、各県の運転免許試験場などできます。

有効な運転免許証と写真1枚(縦50mm×横40mm)及びパスポートがあれば手続き可能です。

発行には手数料がかかります(東京都の場合2,350円)。

申請場所にもよりますが、即日発行も可能です。

詳細は、各都道府県の運転免許センターでご確認願います。

有効期限が1年だけなのが使いにくい点ではありますが、お守り代わりに持っていくことをお勧めします。

 

3 運転前にガソリンのメーターを確認しておくべし

日本でレンタカーを借りるときは「満タン返し」が基本ルールですが、タイのレンタカーではそうではありません。

そもそも借りたときには、満タンになっていないことが多いのです。

燃料計のメーターを確認して、目盛りのいくつまで入っているかメモしておくこと。

返すときは、その目盛りと同量以上にしておくことです。

なお、ガソリンスタンドでは「金額指定」の給油方法ができますので、メーターの目盛りを見てこまめに給油するのがベターです。

また、一般の商店の店頭でも、小売りのガソリンが販売されているのを見かけますが、たいへん危険なうえ、品質にも疑問があります。

給油はガソリンスタンドを利用するようにしてください。

売られているのはガソリン

 

4 車の外観の状況は詳細に撮影しておくこと

その時借りた島のレンタカーは、少々年季が入っていて、車体やバンパーにかなりのスリキズがありました。

キズやヘコミなど車の外観については、詳しく観察してスマートフォンなどで細かく撮影しておくのを忘れないようにしてください。

これは実際にあったのですが、車の返却時に従業員から、車体のキズを指摘されました。

幸いスマートフォンに撮っておいたキズの画像がありましたので、問題にはなりませんでしたが、もしこれがなかったら、修理代金を請求されるような大きなトラブルに巻き込まれていたかもしれません。

撮影は詳細かつ慎重にしておくことを強くお勧めします。

キズの確認は慎重に….

 

タイは幸い日本と同じ左側通行なので、違和感なく運転ができます。

しかしタイ人の運転は総じて日本人よりも荒く、かなりのスピードで飛ばしてきます。

路上を走るバイクが多いのも気になるところです。

道路事情の分からない異国での運転は、時として神経を使うこともありますが、車を利用することで、行動範囲が大きくなり、郊外にある珍しい名所に行くこともできます。

離島にご旅行される際は、ぜひレンタカーにチャレンジしてみてください。

そしてくれぐれも安全運転で…

 


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バンコク駅構内のシャワールーム

新型ウイルスの流行は、収束する気配が見えてこない状態です。

現在も事実上、タイへの渡航は不可能な状態が続いています。

いつの日か再び訪れることができる日を心待ちにしています。

そして次回の旅行でも、鉄道を利用してみたいと思っております。

今回のコラムでは、その鉄道旅行の際に大いに役に立つ情報をお伝えしたいと思います。

 

気候の暑いタイではよくシャワーを浴びます。

日本では、1日1回程度なのかもしれませんが、タイに来ると頻繁にシャワーを浴びてしまいます。

タイの人々も、日に2度3度とシャワーを浴びているようです。

汗を流すのはもちろんですが、水を浴びることで体を冷やす役割も果たしていると考えられます。

日に何度も水を浴びるタイの習慣は、その気候に根付いたものと考えられています。

旅先の移動中に、大きな荷物を持って、陽の照りつけた道を歩けば、たちどころに汗が噴き出してきます。

いまから夜行列車に乗ろうと、駅に着いたのはいいのですが、大量の汗で濡れたシャツに、すっきりとしない気持ちを持った旅行者も多いのではないでしょうか。

 

学生の頃、もう20年以上前のことになりますが、初めて訪れたチェンマイからバンコクに戻る夜行列車に乗ろうとしたときに、チェンマイ駅の構内に、水を浴びることのできるところを見つけました。

大きな水甕(みずかめ)と手桶(ておけ)を使うオールドスタイルでしたが、水を浴びて、汗を洗い流し、同時に熱くなった体を冷やすことができたのは、本当にありがたかったのを思い出します。

さっぱりした気分で、タオルで髪をぬぐいながら、夜行列車に乗り込んだものでした。

駅や空港にシャワー設備があれば、より快適な旅行ができます。

前回の旅行では、バンコクからスラータニーに向かう夜行列車を使いました。

バンコク駅には、立派なシャワー設備があります。

まだご存知ではない方のために、ご紹介いたします。

カマボコ型のドーム状の駅構内に入って、プラットホームの方向に向かって右側(東側)にトイレがあります。

トイレは有料です。

その先にシャワールームがあります。

料金を支払う窓口は同じところです。

つまりトイレを利用する人は3バーツ、シャワーを利用する人は10バーツここで払うことになります。

シャワールームは個室で、内部はこのようになっています。

比較的最近に改装されたのでしょう。

木目調の壁は清潔です。

お湯は出ません。

常温の水ですが、暑い気温のせいなのかややぬるい感じです。

水圧の強さは十分で、いたって快適です。

シャンプーやせっけんはご自身で用意することになります。

壁側についているはずのフックが外れてしまっていたのが気になりましたが、タオル掛けがついているので何とかなります。

こんな時は、100円ショップに売っているS字フックがあると重宝します。

大きめのレジ袋とS字フックがあれば、物を濡らすこともなくなります。

暑いバンコクの街で、汗と埃にまみれても、これがあればいったんリフレッシュすることができます。

利用料は10バーツだけですので、これはお買い得といえます。

夜行列車に乗り込む前に、利用してみてはいかがでしょうか。


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タイの鉄道で見かけた看板あれこれ

新型ウイルスの流行はいつまで続くのか?

旅行に出られる日がいつになったら戻ってくるのか?

一昨日からは国際郵便の発送も大幅に制限されるようになり、人の流れはもちろん、物流についても、制約されてしまいました。

非常に残念でなりません。

不幸にもウイルスに罹患されてしまった方々はもとより、今回の移動制限や都市封鎖によって経済的に困難な状態に陥ってしまった方々に対しましても、心からお見舞い申し上げます。

一日も早い回復を祈るばかりです。

 

今回は旅行に出たときに撮影した写真の中から、タイの列車や駅で見かけた看板や、表示板について少しだけ解説してみたいと思います。

この写真は、フワランポーン駅 (สถานีรถไฟกรุงเทพ・バンコク中央駅)の構内で撮影したものです。

รถไฟส่งความสุข เดินทางกลับบ้านปลอดภัย

分解してみますと以下のようになります。

รถไฟ =列車

ส่ง~ =~を送る

ความสุข =幸福

เดินทาง =旅行

※(เดิน=歩く ทาง=道)

กลับ~ =~に帰る

บ้าน =家

ปลอดภัย =安全に

※(ปลอด~=~のない ภัย=災い)

という意味になります。

まとめますと

「鉄道は、皆さまの安全で快適なご旅行を提供いたします」

といった感じに表現できるのかと思います。

 

次の表示は、列車内で見つけたものです。

いまのタイでは、こんなことをする人はまず見かけませんが、以前はあったのかもしれません。

คำเตือน อันตราย! ห้ามใช้บริเวณบันไดทางขึ้น-ลง หรือหลังคาเป็นที่โดยสาร

คำ =ことば、語句

เตือน =警告する

อันตราย =危ない、危険な

ห้าม~ =~することを禁止する

ใช้~ =~を使う

บริเวณ~ =~の周辺

บันได =階段、はしご

ทาง =道、経路、手段

ขึ้น =上がる、のぼる

ลง =降りる、下る

หรือ =あるいは、または

หลังคา =屋根

เป็นที่~ =~として、~の立場で 

โดยสาร =乗客

という意味になります。

まとめますと

「警告! 乗客の屋根または昇降用はしごの使用を禁ずる」

といった感じになるのかと思います。

インドやバングラデシュでは、列車内に乗りきれなかった乗客が、客車の屋根に座っているのがいまでも時折見られるようですが、非常に危険です。

賢明な旅行者は、決して真似をしてはいけません。

 

次に紹介するのは、ドンムアン駅のホームから撮影したものです。

ドンムアン駅は、上り線ホームをと下り線ホームの間は、列車が接近している時を除いて、互いに歩いて行き来できるようになっています。

プラットホームの高さがあまり高くないので、このようなことができるのでしょう。

STOP ระวังรถไฟ

ระวัง~ =~に気をつける  

รถไฟ =列車 鉄道

なので

「STOP 列車に注意」という意味になります

ここまでは良いとして、その下がちょっと理解しにくい内容です。

ห้ามขับขี่รถจักรยานยนต์ บนชานชลา

ห้าม~ =~することを禁止する

ขับ =(クルマなどを)運転する

ขี่ =(またがって)乗る

รถจักรยานยนต์  =オートバイ、バイク

บน~ =~の上

ชานชลา =プラットホーム

まとめますと

「ホーム上でバイクの運転を禁止する」という意味になります。

なるほど。

暑いタイのことです。

陽射しの照り付ける長いプラットホームの上を歩くのは、大変です。

しかし、だからと言ってバイクを使う発想はなかなか思いつきません。

下の写真はプラットホームにある売店の前で撮影したのです。

なぜ、「彼」がそこで寝ているのか?

知る由もありません。

何気に置いてある体重計も、なかなかシュールな感じです。

いまでもこんなほのぼのとした雰囲気が残っているところが面白くもあります。

 

 


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タイの夜行寝台列車

最近は、ウイルスの流行のため、出入国も制限されている状況で、旅行も自粛せざるを得ない事態です。

非常に残念な事態です。

早くに回復し、自由な旅行が再開できることを祈るばかりです。

さて、以前の記事でタイ国鉄の予約方法について紹介しました。

初心者必見! 日本にいながらできるタイ国鉄のネット予約法 その1)

今回は、実際にタイの夜行寝台列車に乗車したときの様子について書いてみたいと思います。

かつて日本の鉄道に数多くあった夜行寝台列車。

「ブルートレイン」の愛称もあった夜行寝台列車は、いまとなっては、ほとんど姿を消してしまいました。

現在残っている臨時列車を除く定期夜行旅客列車は、東京~出雲市間を結ぶ寝台特急「サンライズ出雲」と、東京~高松間を結ぶ寝台特急「サンライズ瀬戸」2本のみとなりました。

この2本は東京から岡山までは連結して走りますから、実質上はわずか1本と言ってもいいのかもしれません。

新幹線の延伸やLCCなど空の便の充実などによって、移動にかかる時間が大幅に短縮され、前日の夜に出発するメリットが少なくなったのが大きな要因です。

タイでは、空の便はかなり充実しており、また夜行高速バスも数多く運行されています。

しかし、タイ国鉄の夜行寝台列車も、まだまだ健在です。

利用者も多いのでしょう。

早めに予約を入れておかないと、寝台の確保が難しいくらいです。

今回乗車したのは、南本線バンコク発の特急列車番号85番になります。

最終目的地は、ナコーンシータマラート(นครศรีธรรมราช)ですが、今回はスラータニー(สุราษฎร์ธานี)まで乗車しました。

バンコク出発は19時30分で、スラータニー到着予定時刻は翌朝の7時06分となっています。

運賃は料金込みで、2等寝台の上段は718バーツでした(下段利用の場合は808バーツになります)。

プラットホームには、はっきりと表示があり、迷うことはありません。

列車車体にも、区間と号車番号が表示されていますので、安心して乗ることができるかと思います。

寝台は、ほとんど埋まっていました。

ピーク時は早めの予約が賢明と思います。

列車は、定刻より8分ほど遅れて動き始めました。

タイ国鉄の駅にはいわゆる「改札口」がありません。

列車に着席したら、乗務員が検札に来ます。

ネット予約時にPDFで送られてきた乗車券は、印刷しておく必要があります。

紙の乗車券は、ここでチェックされることになります。

と言っても切符を切るハサミのようなものはなく、乗務員がボールペンでサインして終わりです。

それからほどなくしてベッドメーキングが始まります。

車内販売の弁当もありましたが、発車からベッドメーキングまでの時間が長くないので、食事は乗車前に済ませておいたほうがいいかと思います。

ちなみに、車内販売にビールなどのアルコール類はありません。

タイ国鉄は車内での飲酒が禁じられているのです。

「寝るには少し早いかな」とも思いますが、これでは仕方ありません。

乗務員が手早く座席を倒して、真っ白なシーツを敷いていきます。

寝具は清潔で快適です。

ベッドがセットされると、天井に頭がつかえてしまいますので、横になるしかありません。

冷房付の車内ですが、噂に聞いていたとおり相当に冷えます。

長袖の上着は必携です。

レールの上を進む心地良い音を聴いているうちに、瞼が重くなってきます。

翌朝、6時を回り周囲が明るくなってきます。

車窓の風景は、南国の濃い緑色です。

乗務員が寝具を片付けに来ます。

目的地のスラータニーへは、定刻より40分ほど遅れで到着しました。

夜行の移動ですが、身体を伸ばして寝られるのは快適です。

夜行列車には、飛行機やバス移動では味わえない「旅情」というものがあります。

ぜひ一度は乗車してみてください。

 


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冷静に考えて予防のための行動を…

ここ数日、メディアでは新型コロナウイルスの話題で持ちきりです。

世界的に流行し、かつ日本国内での感染者が確実に増えている状況ですから、これは仕方ありません。

タイ在住の知人からも、日本の状況を気遣い、そして多くの励ましの言葉を頂きました。

本当に感謝しております。

現在は、タイから日本へは渡航が自粛されている状況です。

こうした状況下では、日本からタイへの旅行も中止せざるをえません。

早く事態が安静化して、自由に旅行ができる日が戻ってくれることを心待ちにしています。

さて新型コロナウイルスに感染したらどうなるのでしょうか。

これまでにないタイプのウイルスなので、感染力が強いと言われているようですが、実際のところその実態はまだよくわかっていません。

一部の高齢者や病弱者には重症化する人もいるようですが、多くの人は無症状ないし軽症とも言われています。

また感染ルートとしては、くしゃみや咳などの飛沫感染とウイルスが付いた手すりやつり革などをつかむことによる接触感染があると言われています。

その予防のために、手洗いやうがいをこまめにするとか、咳の症状が出ているときは、外出を控えるとか、やむを得ず外出しなければならないときはマスクを着用するなどの感染防止策が必要とされています。

しかしこうした予防策は、これまでのインフルエンザ流行の際にも繰り返し言われていることなのです。

また仮に感染しても、有効な薬はなく、栄養と休養をとって自然に症状が和らぐのを待つ「対処療法」しか方法がないと言います。

こうした決定的な有効策がないという点でも、通常の風邪やインフルエンザの症状に似ています。

ですから、結局のところ、自ら感染の防止に努めるなければならないということと、万が一感染しても、休養して自然に回復するのを待つだけという結論なのです。

僕が学生時代にバックパッカーのような旅行をしていた時は、風邪などの発熱や下痢などの症状があっても、さほど慌てることもなかったような気がします。

長く旅行をしていれば、体調を崩すことは、よくあることなのです。

バックパッカー連中は体調が悪くても、特に何をするでもないタフな人が多かったように思います。

あるベテランの旅行者の話を聞いたのを思い出します。

風邪などの発熱があるときはどうしていたのかというと、「よりたくさん食べて、持っている衣類を重ねて着こんで寝てしまうだけ」とのことでした。

汗をかいて寝ることを2~3日繰り返せば、回復できるというわけです。

また、激しい下痢に襲われたときはどうしてしたのかというと、「一切の食事を絶って、水しか飲まない」とのことでした。

一日絶食すれば、たいていは次の日には回復しています。

このべテランの旅行者は、薬もあまり使わないようでした。

ましてや、医者にかかるようなことはめったにないようでした。

つまりここでも、「自然に回復するのを待つ」のが基本的なスタイルなのです。

いまの日本人は何らかの体調の異常が見つかったら、まず病院や診療所を探します。

国民皆保険の制度により、診察時の自己負担は低く抑えられています。

その一方、処方箋がないと効果の高い薬を買うことはできません。

一方タイ人の場合は、まず症状にあった薬を探します。

診察料は相対的に高く、特に私立病院ではかなり高額の負担になるため、受診は慎重になります。

その一方、薬局では比較的自由に薬を購入できます。

軽度の症状であれば、コンビニエンスストアでも薬を購入することができます。

日本では公的な保険が充実していて、国民誰もが軽い症状であっても気軽に受診ができます。

しかしその一方で、保険料負担は高額で、かつ税の負担も過大で、国民は相当な公的負担を強いられているのが現状です。

反対にタイでは、薬代が安価で簡単に購入することができます。

しかしその一方で、公的な保険では給付が少なく、満足な診療代をカバーすることができません。

そのため、裕福層は自ら民間の保険商品を選んで、これに加入することになります。

どちらの制度が優れているのか、判断は極めて難しいでしょう。

病弱の人とそうでない人によってもその判断は異なりますし、裕福な人とそうでない人によってもその判断は異なります。

どちらがより良いのかという答えは、各人に委ねたいと思います。

ただし、これだけは言えます。

公的な保険が乏しい社会では、必然的に自分で考えて行動することを余儀なくされるという点です。

トイレットペーパーはどこも品切れ(2020.03.01)

 

今回の新型コロナウイルスの騒動で強く感じたことは、自分の身は自分で守らなければならないという点です。

日本は、政府が手厚い保険制度を用意したおかげで、医療機関に受診しやすい社会です。

そのおかげで重症化を未然に防ぐことのできる優れた社会であるのは事実です。

しかしその一方で、自ら判断し、予防しなければならないという発想に乏しくなっているようにも感じます。

昨日も近所のスーパーやドラッグストアで、マスクやトイレットペーパーを求める長い行列を見ました。

いずれも人も苛立った様子で、店内は非常に混乱していたようです。

「トイレットペーパーがなくなる」などという、ちょっと考えれば明らかにウソと分かるようなデマにも簡単に流されています。

どう見ても、落ち着いた考えの大人の行動には見えません。

冷静に考え、自ら予防のための行動をとることが求められると私は考えます。

 


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