デジタルノマド向けビザ(DTV)の新設  リモートワークの国際的な展開と海外移住の可能性について

2024年7月にタイ政府は、旅行を通じた経済活性化を目的として、新たなビザ施策を発表しました。
主なものとしてはビザなしでの滞在期間の延長です。
タイは、これまで観光目的でのビザなしでの滞在は30日以内となっていましたが、これが60日以内に変更されました。
申請により、さらに30日間の延長も可能です。
対象国には日本を含む多くのアジア諸国のほか、欧州諸国、北米、南米などが含まれています。
タイ好きの旅行者にとっては、これは朗報と言えるでしょう。
さらに注目したいのは、デジタルノマド向けビザ(DTV)の新設です。
タイ政府は新たに、リモートワーカー、デジタルノマド、フリーランサーなどを対象としたデジタルノマド向けビザ(DTV)を創設しました。
ムエタイ、料理教室、スポーツトレーニング、医療、セミナー、音楽祭への参加者なども対象となります。
DTV取得者は、500,000バーツ以上の資金を証明する必要があり、ビザ申請料は10,000バーツです。
DTV保持者は、通算180日までの5年間の複数回入国が可能となっています。
詳細はこちらに(在福岡タイ王国総領事館)。
新設されたビザなので、まだ取得した人の体験談は聞くことができませんでしたが、この制度は長期滞在が可能なビザとしては、かなり強力なものと言えるでしょう。

このビザが新設された背景には、やはりリモートワークの普及と人々の働き方に対する意識の変化があるものと思われます。
新型コロナウイルス感染症の発生により、人々の働き方は大きく変化しました。
外出制限や行動規制が導入される中で、リモートワークが急速に普及して、従来のオフィス勤務が持つ制約から解放されました。
リモートワークの普及により、従業員は住む場所をより自由に選択できるようになりました。
これまでは通勤の便を考慮して都市部に住むことが一般的でしたが、リモートワークが可能になると、通勤を前提としない生活スタイルが可能となります。
この結果、都市部から地方への移住が増加し、地方での生活がより魅力的な選択肢として浮上してきています。
さらには、国内だけでなく国外からの業務遂行も可能にしました。
その結果、働き方にとらわれず、自分のライフスタイルに合った場所に移住する人が増えると考えられます。
特に、都市部の高コストやストレスフルな環境から解放され、より生活コストが低く、自然環境に恵まれた国や地域に移住するケースが増えるでしょう。
一部の国や地域では、リモートワーカーを積極的に受け入れるためのビザ制度や税制優遇措置が導入されています。
これにより国外からの移住が促進されています。
こうした取り組みが進むことで、リモートワークを行うために国境を越えて移住する人々が増加し、国際的な移住の流れが加速することが考えられます。

リモートワークの普及は、場所に縛られない働き方を求める「デジタルノマド」を増加させています。
デジタルノマドとは、インターネットを介して仕事を行い、特定の場所に定住せずに世界各地を移動しながら働く人々のことを指します。
リモートワークが可能になることで、このような働き方を選ぶ人々が増え、デジタルノマドのライフスタイルが広がりつつあります。
今後、デジタルノマド向けのインフラやサービスがさらに充実していくでしょう。
特に、デジタルノマドが滞在する地域では、コワーキングスペースや高速インターネット回線の整備が進み、仕事と旅行を両立させる環境が整備されると考えられます。

タイでは、チェンマイがデジタルノマドの集まる街として有名です。
タイは欧米諸国や日本人にとって物価の安い国ですが、チェンマイは大都市バンコクと比べて、さらに物価が安いです。
ホテルやゲストハウスなども安く泊まることができます。
滞在コストを抑えるためには、長期であればコンドミニアムなどの部屋を借りる選択肢もあります。

チェンマイには、パソコン作業には欠かせないフリーWi-Fiや、電源が使えるカフェ、便利なコワーキングスペースが数多く存在します。
コワーキングスペースでは一日利用もできますが、会員制の店もあり、会員になればさらにリーズナブルな価格で長時間利用できるところもあるといいます。
カフェでは気軽にどこでも仕事ができますが、コワーキングスペースではオンライン会議や夜遅くまで仕事に集中でき、スタッフや利用者同士で顔見知りになれば情報交換も大い進みます。
また、チェンマイのようにコロナ禍以前からノマドワーカーが集まっていた街では、デジタルノマドのコミュニティが形成されることで、情報交換やネットワークができつつあります。ノマドワーカーたちが相互に支えあうシステムが構築されれば、見ず知らずの土地でも安心感が増すものでしょう。

リモートワークの普及は、国際的な働き方に革命をもたらしつつあります。
企業は地理的な制約を超えてグローバルな人材を活用し、従業員は自由に居住地を選びながら働くことが可能となりました。
国外移住の増加、デジタルノマドの台頭し、リモートワークは今後も進化し、より多様で持続可能な働き方が進んでいくことが予想されます。
今回のタイのデジタルノマド向けビザ(DTV)の新設は、働く場所や方法に対する概念が大きく変わっていくことを見越した政策で、これからも注視していきたいと思います。

タイ旅行ランキング
タイ旅行ランキング

グーグルレンズで見る! タイの下町 庶民の食堂

以前、プーケットの下町に滞在したときに、観光客がほとんど来ないような地域に泊まっていました。
そのときの宿の近所には、地元の庶民が集まる食堂がたくさんありました。
お品書きはすべてタイ語で書かれていました。
こういうところでは、断片的で乏しいタイ語の知識を寄せ集めて、そのメニューを想像したものでした。
食材の名前や、「焼く」「煮る」「揚げる」といった調理法などの単語から連想して、どういうものが運ばれてくるのか? 激辛料理なのか? いろいろと想像していました。
ちょっとしたスリルもあって、わからないなりにも、それはそれで楽しんだものでした。
しかし、まったくタイ文字に触れたことのない人なら、このような食堂に足を踏み入れるのに、かなり勇気がいるのでは…と思ったものでした。(お品書きが読めない)

しかし現代のAI技術は飛躍的に進歩しています。
スマートフォンのカメラがあらゆる文字を認識して、蓄積された情報をベースに、適切な翻訳をしてくれます。
そうです。グーグルレンズです。

まったくタイ文字が読めない人でも、壁に掛けられたホワイトボードに手書きで書かれたお品書きも、このグーグルレンズを介して見れば、おおよその意味はわかります。
もちろんすべてが的確な翻訳にはなりませんが、おおよそのニュアンスは理解できるのではないかと思います。

ではここで、かつてタイの街で見かけて撮影してきたタイ文字の看板を、グーグルレンズに写してみます。
まだグーグルレンズを使ったことのない人でも、これを見ればAI技術のスゴさが理解できるものと思います。

あのプーケットの下町の食堂に掲げられていた「お品書き」は、次のような翻訳がつきました。

他にも、街にある何気ない看板でも、おおよその翻訳がついてくるのです。(以下の看板はバンコクのイサラパープ付近の下町の食堂です)


さらに実際にお店に置かれているメニューについても見てみましょう。
これもイサラパープにある食堂で撮影したものです。


ところどころ読み取られていない部分があったり、不自然な翻訳になっているところもあったりと完璧とは言えませんが、おおよその解釈ができるのはスゴいです。

グーグルレンズは翻訳の機能だけではなく、その画像から検索をかけることができます。
例えば有名な観光地や建築物などを写せば、それがどこの観光地なのかとか、何という名前の寺院なのかなどを調べることができます。

次の画像はバンコクのチャトチャック公園で撮影したものです。
この看板の画像からチャトチャック公園をグーグル検索することができます。


これに限らず、見かけた商品を手に取って、グーグルレンズに写してみましょう。
検索をかければ、どのメーカーのどんな商品であるのか、即座に調べることができるのです。

また翻訳をするということは、その文字を的確に捉え、テキストデータに置き換えていることを意味します。

例えば、この次の写真は、かつてこのブログでも使いましたが、僕の書いた手書きの下手なタイ文字です。

しかし、グーグルレンズはそれを文字として認識しています。
だからこそ、翻訳が可能になっているのです。
(下手な字でも一応読んでくれていたことに一安心です)

もちろん、画像からテキストデータをコピーすることも可能です。
これは、使い方に注意が必要ですが、書籍などの活字をグーグルレンズで撮影して、そのテキストデータをコピーして、ワードなどに簡単に貼り付けることが可能です。
いままでは、本を見ながら書き写していたような作業も、このレンズを使えば、簡単にそして正確に書き写すことができるのです。

とても便利なグーグルレンズ。
旅行のときはもちろん、普段の仕事や勉強にも大いに役立つアイテムです。
お試しください。

タイ旅行ランキング
タイ旅行ランキング

「いただきます」の意味とは…平成の米騒動から得た教訓「美しいココロ」

今年になってコメの価格の上昇が止まらないという。
その要因として考えられるのは、おもに次の2つと言われている。
ひとつは天候の影響である。
昨年の5月の日照不足や夏の猛暑により、新潟や秋田などの主要産地で、コメの収穫量が低下し、高温の影響でコメの品質も低下しまった。
もうひとつとしては、コロナ禍からの回復である。
コロナ禍で外食需要が一時的に落ち込んだため、生産量が抑えられていたが、昨年5月にコロナが5類に移行し、外食需要と外国人観光客が急速に回復したことでコメの需要が大きく伸びたという。
今年のコメの生育状況は、順調と言われているものの、小売店の店先では、価格の高騰はもとより、供給量が減っているようである。
こうした光景を見ると、気にはなってくる。
同時に、思い出したくない事件が脳裏をよぎる。
1993年の米騒動(平成の米騒動)である。

1993年は天候不順による冷害のために、日本で栽培されていたイネの記録的な生育不良からコメが不足し、市場が混乱した。
日本産のコメは、根強い人気と市場の品薄感のため、買い占めと売り惜しみが発生した。
小売店では「コメが消える現象」が現れる。
当時の日本はコメを輸入しない国であった。
食糧自給率の低さが取り沙汰されてはいたものの、コメに関しては「一粒たりとも輸入は認めない」とするのが国是であった。
一般のスーパーや米穀店で販売されているのは、決まって日本産のブランド米であり、外国産のコメは皆無だ。
それが著しい不足を打開するために、緊急措置として、初めて海外からのコメを受け入れることになる。

 

日本政府は各国にコメの供給を要請する。
これにいち早く対応したのがタイ政府であった。
日本国内の状況を案じたタイ政府は、国内の備蓄米を日本に輸出する。
日本政府は、中国やアメリカからの輸入も想定したが、その量は限定的で、日本の市場には多くのタイ米が流通することになる。
量的な不足は一定解消されたが、日本人にすんなりとタイ米が受け入れられたわけではない。
タイ産の米はインディカ米であり、日本産のジャポニカ米とは、コメの種類が全く異なる。
タイ米は日本米よりも粒の長さが長く、粘りがない。
タイ米と日本米では見た目も味も全く異なるものだ。
カレーやピラフには向いているが、日本の米にあるような粘りがないので、おにぎりなどを作ることはできない。
タイ料理にはタイ米のほうが相性がいいのと同じように、和食には日本米が向いているものだ。
普段食べ慣れていない味に、拒絶反応を起こす者も現れる。
「タイ米=不味い米」という誤ったレッテルが流布されてしまう。
日本政府の要請によって大量に輸入されたにも関わらず、人気のないタイ米は売れ残る。
しまいには、供給量の少ない日本米と抱き合わせて販売する店舗も現れる。
そしてついには、心ない日本人は処分に困ったタイ米を廃棄してしまう。
苦しい状況を助けてもらっておきながら、この有様である。
こうしたニュースを聞き、非常に残念な気持ちになった。
タイ国内では、日本へコメが輸出されることになり、思惑や噂が先行し、米価が高騰した。
その結果、タイの貧困層は大きな打撃を受けることになった。
ここには、もはや美徳というものはひとかけらも存在しない。
情けなくて仕方がなかった。
翌年は、日本国内のコメの生産量は回復し、コメをめぐる騒動は、すっかり忘れ去られてしまった。

それから年月は流れる。
長崎で、日本に対する思いを語ってくれた学生に出会った。
この地に留学していたチベット出身の学生だった。
日本に来て、初めて「いただきます」という言葉を知ったという。
「いただきます」という言葉は、周囲の誰に対して感謝を表す言葉であると同時に、自分も幸せになれる素晴らしい言葉だと言っていた。
チベットには、日本語の「いただきます」に相当する言葉はないという。
その学生は、日本人から「いただきます」の由来を聞くことになる。
米や野菜などを作り育てる人、またそれらを産地から市場に運ぶ人、それらを売り買いする人、それらを材料に料理を作る人など、生産物が食卓に上がるまでに、たくさんの労働が介在している。
また、米や野菜などを育てる過程で、駆除されてしまう虫たちや、食用に供される動物たちなど、多くの生き物の犠牲を伴うものでもある。
私達の食事は多くの苦労や犠牲の上に成り立っているのだ。
これらのすべてに感謝の意を示すのが「いただきます」なのだ。
この由来を知り、大いに感動したと語ってくれた。
そして、あらゆる者に対して感謝する心を、帰国してから同胞に広く伝えていきたいとも語ってくれた。
かつての日本人は「美しいココロ」を持っていたのだ。

コメの価格高騰を伝える新聞(長崎新聞2024年6月27日)
コメの価格高騰を伝える新聞記事(長崎新聞2024年6月27日)

 

今年2024年は、天候不良のためコメの生産量が少なく、価格も高騰している。
一部では買い占めと売り惜しみが始まったという噂も聞こえる。
あの平成の米騒動のようなことにはならないとは思うが、やはり気にはなってくる。

毎日の食事を前に改めて思い出したい。
多くの苦労した者や犠牲なったすべての「生きとし生けるもの」に感謝の意を示す「いただきます」の意味を。
世界に誇れる「美しいココロ」を忘れたくない。

吊り下げるということ

トラベルライターの下川裕治さんは、その著書の中で、旅行に出るときに忘れてはならないもののひとつに「蚊取り線香立て」を挙げているということは、以前書いたところです(蚊よけの対策 ยากันยุง)

僕が旅行に出るときに、あるときっと便利だと思うものとしてぜひ挙げたいものの一つに、「S字フック」があります。
見たことのないかたは、少ないのではないかと思います。
この小さな金具が、思いのほか役に立つのです。
どこが役に立つのか?
それはつまり、モノを吊り下げておくことができるということにほかなりません。
一部のホテルでは、洗面台の周辺がとても狭くて、洗面用具などを置くのに、困ることがよくあります。
高級なホテルであればいざ知らず、僕の使うような安ホテルでは、洗面台の周りのスペースはせまいことが多いのです。
そのうえ、水が跳ねて、濡れてしまうこともあり、まともに物を置くことができません。
こんな時に重宝するのが「S字フック」なのです。
洗面用具などを入れたポーチは、タオル掛けにかけたS字フックに引っ掛けておくのです。


安宿をよく利用する旅行者であれば、よくお分かりいただけるのかとは思いますが、こういう安宿の場合、シャワールームの壁やドアについている小荷物を引っ掛けるフックが外れてなくなっているところがよくあります。
そういうときでも、S字フックがあれば何とか対処することができます。
タオル掛けを利用したり、あるいは針金でできたハンガーなどを利用したりして、衣類や小物の入ったバッグを吊るすことができるのです。
広範囲に水の飛び散るシャワールームなどでは、床の上には、物は置くことはできません。
100均などで売られている小物入れについても、フックがついているものと、そうでないものがあります。
吊り下げて使うことを考えると、フックのついているものを選択するのが賢明でしょう。

フックのついているものを選択するのが賢明な選択

 

はじめから吊るすことを想定した旅行用のポーチも販売されています。
元祖ともいえる無印良品のこの商品は、評価が高いことで有名です(吊るして使える着脱ポーチ付ケース)。

「二番煎じ」ではないですが、類似したものが他のメーカーからも作られて始めているようです。こちらの商品はスリーコインズで販売されている吊り下げポーチです。


分離できる小型のポーチもついていて、使い勝手は悪くなさそうです。
最近では、もう少し大きめの衣類の収納などができるタイプもあるようです。

吊り下げることのメリットは、置き場を選ばない、あるいは荷物を濡らしたり汚したりというリスクを避けるという点だけではありません。
吊り下げておくことで、中の小物を探すのが容易になります。
ひとつのポーチの中に雑多なものがまとめて収納されている状態では、モノを探すのにも手間取ります。
小分けにされたポケットを使うことで、見た目にもすっきりとして、モノを探すのも簡単になります。
その町を出発する際も、フックを外して、丸めてしまえば、すぐに旅行鞄に片付けることができるのも優れた点ということができます。

旅行に行くときは、いかに荷物をコンパクトにまとめられるかという点は非常に重要です。
最近では、今日紹介したような便利グッズが、次々に登場しています。
これらをうまく活用して、身軽な旅行を楽しみましょう。

タイ旅行ランキング
タイ旅行ランキング

疲れたら「積極的」に休む เหนื่อยนักก็พักแบบ “กระฉับกระเฉง”

最近は仕事がとにかく忙しく、ゆっくりと過ごすことができる日がありません。
僕の本業は会計職員ということもあり、年度替わりの時期は繁忙期であることはいつものことで、織り込み済みではありますが、それ以外にも様々な要因が重なって、これまでにないような忙しさでした。
3月の下旬から残業続きのうえ、休日が取れたのは数日程度でした。
(今日は久しぶりに完全休養 こうしてこの記事を書いています)

始発のバスに乗って出勤して、最終のバスで帰宅することが続きました。
こんな生活では、身体を壊してしまいかねません。
僕が普段から気がけていることは、平日、とくに残業して帰宅時間が遅くなった日は、テレビやパソコンの電源をONにしないことです。
夜遅くに帰宅した時は、急いで家事を片付けて、早めに寝るに限ります。
次の日も精力的に仕事をするためには、充分な休養が必要です。
最良の休養は、もちろん睡眠です。
風邪をこじらせたときなどは、どんなにいい薬を飲んだとしても、睡眠時間が十分でないと、完治することはありません。
充分な睡眠時間を確保するために、テレビやパソコンなどを遠ざけるようにしなくてはなりません。
眼を休ませて、脳を休ませてリフレッシュすることです。

会社の経営者であり、文筆業でもあり、趣味がトライアスロンという本田直之さんも、著書「なまけもののあなたがうまくいく57の法則(สำเร็จได้สไตล์คนขี้เกียจ)」https://ponce07.com/namakemono/  のなかで、積極的に休むことの重要性を説いています。
今日はそのくだりを紹介いたします。


เหนื่อยนักก็พักแบบ “กระฉับกระเฉง”

สมัยนี้มีคนสอน “วิธีทำงาน” หรือ “วิธีฝ่าฟันไปให้ถึงจุดหมาย” กันมาก แต่น่าแปลกที่ไม่มีใครสอน “วิธีพักผ่อน” เลย จนผม รู้สึกว่ามีคนพักผ่อนไม่เป็นอยู่เยอะทีเดียว
สมมติว่าคุณทำโอทีจนเหนื่อยล้าแล้วขึ้นรถไฟเที่ยวสุดท้าย กลับบ้าน จากนั้นนั่งพักบนโซฟาสักครู่แล้วเปิดโทรทัศน์ ขณะที่ ดูรายการรอบดึกไปเรื่อยเปื่อย ปากก็พูดไปด้วยว่า “เฮ้อ วันนี้ เหนื่อยจังเลย”
ทำแบบนั้นไม่มีทางหายเหนื่อยหรอกครับ สมองของเราจะ ตื่นตัวตลอดเวลาในช่วงที่เราตื่น ยิ่งทำโอทีจนถึงเวลารถไฟเที่ยว สุดท้ายก็น่าจะเครียดมากพอดู ส่วนร่างกายก็ต้องเหนื่อยล้าด้วย แน่นอน
ถ้าเป็นแบบนี้ต้องนอนเท่านั้น การนอนหลับเพื่อให้สมองได้ คลายความตื่นตัว และร่างกายได้ฟื้นฟูขึ้นจากความเหนื่อยล้า ถือเป็นวิธีที่ดีที่สุด
คนที่พักผ่อนไม่เป็น เวลาเหนื่อยล้าจะทำตัวเลื่อยเฉื่อย แต่ ความจริงแล้วสิ่งที่จำเป็นเวลาเหน็ดเหนื่อยไม่ใช่การเอ้อระเหย แต่ คือการนอนหลับต่างหากครับ
นอกจากนั้นในวงการกีฬายังมีแนวคิดที่เรียกว่า “Active Rest (การหยุดพักด้วยการยืดเส้นยืดสาย)” ด้วย เวลาเหนื่อยล้าถ้า เราหยุดพักเต็มที่จะไม่มีทางหายเหนื่อย สู้ออกกำลังกายเบาๆ อย่างกระฉับกระเฉงจะฟื้นฟูร่างกายได้ผลกว่า
เพราะฉะนั้น ช่วงที่หาจังหวะนอนพักได้ยากอย่างช่วงกลางวัน แทนที่จะอ้างว่าเหนื่อยแล้วทำตัวเฉื่อยแฉะ ถ้าเรากระตือรือร้น ขยับร่างกาย เช่น ออกไปเดินข้างนอก จะช่วยคลายความเหนื่อยล้า ได้มากกว่ากันเยอะเลยครับ
มาฟื้นฟูร่างกายที่เหนื่อยล้าด้วยการขยับแข้งขยับขาในช่วง กลางวัน และเข้านอนแต่หัวค่ำในช่วงกลางคืนกันเถอะ

疲れたら 「積極的」に休む

世の中には「働き方」や「がんばる方法」を教えてくれる人は大勢いますが、意外と「休み方」を教えてくれる人はいません。そのため、休むのが 下手な人が非常に多い気がします。
たとえば、残業でへとへとになって終電で家に帰る。そしてひとまずソファに座ってテレビをつける。「いやあ、今日は疲れたなあ」と言いながら、そのままだらだらと深夜番組を見続ける。
これでは疲れが回復するわけがありません。
わたしたちの脳は、起きているあいだずっと興奮状態にあります。特に終電まで残業していたとなれば、相当なストレスがたまっているはずです。もちろん、身体のほうも疲れ果てています。
だとすれば、寝るしかないでしょう。睡眠によって脳の興奮を静め、身体の疲れを回復させるのがいちばんです。
休息が下手な人は、疲れたときにだらだらします。しかし疲れたときに必要なのはだらだらすることではなく、睡眠をとることなのです。
また、スポーツの世界には「アクティブレスト(積極的休養)」という考え方があります。疲れたとき、完全に休んでしまうといつまでも疲れが抜けません。 むしろ積極的に軽い運動をするほうが、 効果的に回復できるのです。
ですから、睡眠をとるのが難しい日中などは、疲れたからといってだらだらせず、逆に外を歩くなど積極的に身体を動かすほうがずっと疲労回復につながるのです。
日中は軽い運動によるアクティブレスト、そして夜には早めの就寝によって疲れた身体を回復させましょう。

สำเร็จได้สไตล์คนขี้เกียจ

 

「なまけもののあなたがうまくいく57の法則」
著者  : 本田直之
出版社 ‏ : ‎ 大和書房
ISBN-10 ‏ : ‎ 4479304851
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4479304852
สำเร็จได้สไตล์คนขี้เกียจ
นะโอะยุกิ ฮนดะ เขียน
สุธาสินี ขจร: แปล
สำนักพิมพ์: Shortcut
ISBN: 9786161816278

タイ語ランキング
タイ語ランキング

挑戦と成長の旅路  自分を信じ、自らの道を貫くこと

かつて京都にK君という野球少年がいた。
才能あふれる彼は、高校時代に大活躍の快投を見せる。
全国大会で準優勝し、評価は上昇し、全国から注目を集める存在となった。
ドラフトでは4球団から一位指名を受け、競合の末、関西のあるチームに入団する。
意気揚々と入った世界で、素晴らしいプロ生活が待っていると思われた。

しかし、現実は甘くなかった。
素質豊かな彼の周囲には多くのコーチが集まった。
コーチは彼のために、投球フォームの修正を提言する。
助言してくるコーチは一人や二人ではない。
助言を受けるたびに次々とフォームを変えていった。
真面目でありすぎる彼は、コーチたちの言葉を忠実に守ろうとし、自分なりのスタイルを確立できなくなってしまった。
結果として、高校時代の華麗だったフォームは見られなくなり、まっすぐに投げることさえもできなくなってしまう。
二軍では、1試合6暴投や1試合15与四球といった不名誉な記録を残してしまう。
自分にまったく自身が持てなくなってしまう。
結局プロでの7年間は全く芽が出ず、25歳の若さで、1勝も挙げることなく戦力外通告を受けることとなる。

彼のどこがいけなかったのか。
それは自己流を確立できなかったことだった。
努力は重要だが、その努力を続けるためには、自分なりのスタイルが確立されている必要がある。
コーチの助言は大切だが、その助言が万人に通用するわけではない。
ひとはそれぞれのやり方があり、自己流を貫き通した選手の方が成功することも多いのだ。

これはスポーツだけでなく、学問や芸術の道でも同じだ。
この参考書はAさんにとっては非常に役に立ったが、Bさんにとっては使い物にならなかったとか、あるいは、Cさんがすすめてくれたこの学習塾は、Dさんにはまったく合わなかったとか。
このような話は、枚挙にいとまがない。
偉大な業績や素晴らしい結果を打ち立てるためには、自信を持って自己流を確立させることが重要だ。
自信を基礎に、自分に合った努力の方法を見つける。
その自分に合った努力から生まれた結果に、さらに自信を持つ。
このサイクルが大事なのだ。

ちなみに現在、あのK君はどうなったのだろうか。
彼は母校の高校で、コーチとして活躍しているという。
自分がかつてフォーム改造で苦しんだことを思い出し、選手たちには持論を押しつけず、それぞれの特性に合わせた指導をしている。
プロでの7年間の二軍生活で、開花する選手とそうでない選手を目の当たりにしていたことから、選手を観察する能力が鍛えられたという。
「個人に合った指導をしてくれるので、安心感がある」と若い選手たちからは評判を得ているそうだ。

桜の咲く季節。
多く若者が新入学生や新社会人として新たなスタートを切る季節になった。
しかし、彼らがみな順風満帆の学生生活や社会人生活を送ることができるかと言えば、決してそうではない。
挫折や失敗はつきものだ。
それらを乗り越えることができる者は、自己流を信じ、自分の道を貫く勇気を持つ者たちなのだ。
自分らしさを大切にし、自信を持って努力を続けることが、成功への鍵を握るのかもしれない。

ありがとうขอบคุณ  感謝の意を示すことの大切さ

バンコクの紀伊國屋書店でのこと。
ここにはタイ語に関する辞書や、タイ語で書かれた日本に関する様々な書籍がある。
日本語を勉強しているタイ人が多いのだろう。
タイ語で解説された日本語の教科書の類も数多く並んでいる。
また旅行のガイドブックや最新のトレンドを紹介するもの、あるいは日本語が原作の話題の書籍をタイ語に翻訳したものなど、日本事情を紹介しているものも多い。

こういうところに来ると、ついつい長居してしまう。
日本ではなかなかお目にかかれないタイ語の書籍が大量にあるからだ。
その日は一時間ほど眺めていて、何冊かの書籍を手に、レジへ向かった。
「少し欲張りすぎたかな」とも感じていた。

レジ係の女性が聞いてくる。
「当店のメンバーカードをお持ちですか?」
慣れないタイ語での質問に、一瞬固まってしまった。
そのようなメンバーカードなど持っているはずはない。
ここへ来たのは、今日が初めてなのに。

「いいえ。持ってはいません」と、戸惑いながら小さく答えた。

今度はこちらから問いかける。
「支払いはクレジットカードでできますよね?」
「はい。もちろんです」
一応通じたことに、少し安心。
「こちらに、ご署名をお願いします」
レジ係の女性が、指さした。

会計が済むやいなや、そのレジ係の女性は
「ありがとうございます」とハッキリした日本語で言い、そして一礼した。
その自然なしぐさに驚いた。

こちらといえば、発音のまずさから、決して地元のタイ人に見られることはない。
怪しい外国人としか見られないのだ。
その容姿から一応は日本人と思われたのだろう。
その女性は日本語で顧客に対する謝意を告げたのだ。

このような場面は、これまでにも経験したことがある。
「ありがとう」という日本語については、多くのタイ人が、その意味を知っている。

最近は「ありがとう」の他にも「スゴい」「おいしい」などの日本語の単語が、タイ人に知られるようになっている。

僕が初めてタイを訪れたときは、もちろん一言のタイ語も知らなかった。
当時のタイ国内の雑貨屋やスーパーなどの商店の店頭に販売されていた「味の素」や「かっぱえびせん」などの食品のパッケージには「ありがとう」と日本語のひらがなで書かれていた。

その意味を、日本語の文字の示すところを理解しているタイ人がどれくらいいるのかは見当がつかなかったけれど、日本語がパッケージになっていることを、日本人の一人としてはとても新しい発見で、また誇らしい気持ちにもなったものだ。
不思議な感覚でもある。
それほどまでにタイ人は日本についてよく知っているのだ。
他のアジア諸国と比較しても、日本に対して好印象を持つ人の割合は高いと言われている。
それと、もうひとつ不思議に感じたのは、どうして「ありがとう」なのか?

初めて交わすあいさつ言葉としては「こんにちは」とか「おはようございます」「はじめまして」といった言葉を連想するところだけど、パッケージにかかれているのは「ありがとう」なのだ。

なぜ「ありがとう」なのかの理由はよくわからなかったが、それはおそらくはタイの宗教感と国民性からきているのではないかと考える。

人々は徳を積むことで、より幸せになれると考えている。
僧侶への托鉢が盛んなのもその一つだろう。
功徳を積むために、購入してすぐの鳥を放している風景を初めて見たときは、非常に驚いたものだった。
同様に、買ってきた魚を池や川に放流するようなことも、しばしば行われているということを、あとから知った。

他者に対して寛容であることを良しと考える。
大きな声を出したり、感情的になったりすることを良しとせず、常に微笑みを持って他者に接することを美徳と考える。
ホスピタリティが豊かで、「微笑みの国」と形容されるタイ。
その微笑みは他者に対する感謝や慈悲の心に由来する。
「ありがとう」という感謝の意を示すことは、生まれながらにして身についた、ごく普通の習慣なのかもしれない。

かつての経験を思い出す。
タイ滞在中に事件に遭い、ピンチに陥った。
単なる観光客気分で、タイに遊びに来ていただけなのに。
いままでに経験したことのない絶体絶命のピンチだった。
タイ語は、ほとんど話せなかったが、周囲にいた多くの庶民は、こちらの拙いタイ語に耳を傾けてくれた。
いかにして伝えようと、とにかく必死で、何度も言い換えたり、文字に書いて見せたりして…。
彼らは、嫌な顔をすることなく、こちらが伝えたかったことを、懸命に汲み取って入れた。
通りすがりの外国人に過ぎないのに。
ありがたかった。
その時の感謝の念は、ひとときも忘れ去られることなく、いまも胸の奥にしまっている。


逆の立場で考えて見るとどうだろうか。
近年は、東南アジアからの観光客が、多数日本へ観光に訪れている。
コロナ禍が明けて、円安の追い風もある。
いままでにないほど多くの東南アジアからの「お客さん」が日本の地を訪れている。
そんな彼らに、彼らの母国語で謝意を伝えることができるのだろうか。
素直な気持ちで、微笑みを持って、感謝の気持ちを伝えることができるだろうか。
たった一言の謝意であっても、母国語で言われれば、嬉しくもあり、安らぎを覚えるものだ。

この感覚は、いつまでも大切にしたいと、いつも思っている。

タイ語ランキング
タイ語ランキング

【簡単】即席単語フラッシュカードの作り方【Excel】

語学の勉強に暗記はつきものです。
それも何度も何度も繰り返して接していかなければ、記憶として定着することはありません。
以前「単語帳 wordcard」というタイトルのコラムで、「読み上げ可能な単語帳・単語カード」というスマートフォンのアプリを紹介いたしました(https://ponce07.com/wordcard/)。
そのアプリはいまもなお使っています。
通勤途中などに「すき間時間」ができたときは、繰り返しそのアプリの単語帳をめくっているところです。


単語を覚えるには、とにかく数多くくり返すことが大切であるとよく言われています。
たとえば、200語の単語を10日で覚えると仮定します。
200語を10日なので、1日に20語完璧に覚えて、それを10日間続ければいいと考える人もいますが、この方法では10日たっても実際には、半分も記憶に残っていないでしょう。
逆に、1日30分でも一気に200語を勉強して、これを10日間続けるとします。
すると不思議なことに、この方法であれば、200語のほとんどが記憶に残っているのです。
単語に接する回数が同じでも、1日でまとめて接するよりも、何日間にもわたり分散して接する方法のほうが、記憶に定着しやすいからです。
また1回に接する時間がきわめて短くても、たくさんの単語に何日にもわたって接し、これをくり返すほうがずっと効率がよいと言われています。
この効率的な学習方法を、気軽に試すことのできるのが、今日ご紹介する、「即席単語フラッシュカード」になります。
この「即席単語フラッシュカード」は、誰もが使っているPCの表計算ソフトである「Excel」を使ったもので、誰でも簡単に、また経費をかけることなく自作の単語カードを作ることができます。
少し長くなりますが、今日はこの「即席単語フラッシュカード」の作り方をご紹介いたします。


Excelを立ち上げて、シートを2枚用意します。
左の1枚目のシートの名前は「card」として、次の2枚目のシートは「words」という名前にしておきます。

次にwordsのシートに今回の勉強の対象にする単語を入力します。
今回は試しに20個の単語を用意します。
キーボードの設定をタイ語入力にする必要はありません。
材料はサイトからコピーします。
おススメは東京外国語大学言語モジュールです(https://www.coelang.tufs.ac.jp/mt/)。
このサイトは東京外国語大学が広く公開している、外国語学習者のためのサイトです。


専門の研究機関が作成したもので、ネイティブのチェックもありますので、タイプミスなどは発生しない信用度の高いサイトと思われます。
また、音声を聴くこともできる優れものです。
今回は、このサイトからサンプルをお借りすることとします。


次の20個の単語のタイ語をA列に、日本語訳をB列に貼り付けてください。
セルはA1から埋めていきます。
เช้า  朝
กลางวัน  昼
กลางคืน  夜
วันนี้  今日
พรุ่งนี้  明日
เมื่อวานนี้  昨日
สัปดาห์นี้  今週
สัปดาห์หน้า  来週
สัปดาห์ก่อน  先週
วันจันทร์  月曜日
วันอังคาร  火曜日
วันพุธ  水曜日
วันพฤหัส  木曜日
วันศุกร์  金曜日
วันเสาร์  土曜日
วันอาทิตย์  日曜日
ฤดูใบไม้ผลิ  春
ฤดูร้อน  夏
ฤดูใบไม้ร่วง  秋
ฤดูหนาว  冬

次に先頭のcardのシートに移ります。
cardのシートのA1セルに、次の数式を入れてください(コピー貼り付けOKです)。
=COUNTA(words!A:A)

ここで少し説明しておきます。
COUNTA 関数とは、範囲に含まれる空白ではないセルの個数を返す関数になります。
例えば「=COUNTA(A2:A6)」という数式の場合は「セルA2からA6」の中の、空白以外のセルがいくつあるのかをカウントします。
ここにあります「=COUNTA(words!A:A)」は、wordsのシートのなかのA列で空白でないセルの数を数えます。
はじめにwordsのシートのA1から20個の単語を貼り付けていますので、この「=COUNTA(words!A:A)」の計算結果は「20」になります。
もちろん、さらにたくさんの単語を加えていけば、その値は増えていきます。

次にcardのシートのA2セルに、次の数式を入れてください(コピー貼り付けOKです)。
=INT(RAND()*card!A1+1)

またここで少し説明を加えます。
INT 関数とは指定された数値を最も近い整数に切り捨てる計算を行う関数になります。
例えば「=INT(a)」という数式で、aを「8.9」とすると、計算結果は「8」になります。
またRAND関数とは、0 以上で 1 より小さい実数の乱数を返す関数になります。
RAND 関数の数式には引数はありません。
「=RAND()」の数式は、計算の都度「0 以上 1 未満の乱数」が生成されます。
F9キーを押すことによって再計算されると、RAND 関数を使用する数式に対して新しい乱数が生成されることになります。
ここにあります「=INT(RAND()*card!A1+1)」は、cardのシートのなかのA1セルに1を加えたものにRAND 関数で生成された乱数を乗じて、その積の小数点以下の数値を切り捨てて整数にします。
例えばRAND 関数で生成された乱数が「0.752」と仮定すると計算結果は
0.752×(20+1)=15.792となって端数が切り捨てられて15となります。
乱数は0から1未満の範囲で、再計算の都度生成されますので、結果的に1から20までの数がランダムに示されることになります。

ここまで作業ができましたら、F9キーを(ノートパソコンの場合は左下の「Fn」と上部の「F9」を同時に)押してみてください。
シートcardのA2の数値が1から20までの範囲でランダムに切り替わっているのが確認できるかと思います。


次にcardのシートのC3セルを広げます。
ここがカードの本文のタイ語を表示する部分なので、このセルは横幅を600ピクセル程度に広げておきます。
同時に高さについても、200ピクセル程度に広げておきます。
C4セルについても高さを広げておきます。
ここは、日本語訳が表示される部分になりますので、高さを150ピクセル程度に広げます。
次に関数の入力になります。
cardのシートのC3セルに、次の数式を入れてください(コピー貼り付けOKです)。
=INDEX(words!A:A,card!A2)
続けてcardのシートのC4セルに、次の数式を入れてください(コピー貼り付けOKです)。
=INDEX(words!B:B,card!A2)


ここで使われる関数について、少し説明を加えます。
INDEX関数は、行番号と列番号で指定されるテーブルまたは配列の要素の値を返します。
数式の形式は「=INDEX(配列, 行番号, 列番号)」の形になります。
配列の指定は必須で、セルの範囲を指定します。
「=INDEX(A:B,x,y)」のように配列の範囲がA列とB列とした場合は行番号と列番号の二つ(この例ではx及びy)を指定しないとエラーになります。
しかし配列が 1 行または 1 列のみの場合、それぞれ行番号または列番号を省略することができます。
例えば「= INDEX (A:A,11)」という数式の場合、指定されているセルの範囲はA列のみのため、列番号を指定しなくても、行番号のみを指定すれば足ります。
この例では、A列の11行目の値を返すということになります。
関数の入力に誤りがなければ、次のように表示されます。
(文字の大きさはセルの大きさに合わせて拡大して、ここでフォントも整えます)

タイ語部分のC3セルのフォントは「BrowalliaUPC」の太字で、大きさは48ポイントに、日本語訳部分のC4セルのフォントは「メイリオ」の太字で、大きさは20ポイントとしました。
どことなく単語カードらしく見えてきましたね。
ここまでで、基本形は一応完成です。
試しに、F9キーを(ノートパソコンの場合は左下の「Fn」と上部の「F9」を同時に)押してみてください。
押すたびに、タイ語部分とそれに対応する日本語訳がランダムに切り替わるのがわかると思います。

使い勝手をさらに良くするために、もう少し手を加えてみましょう。
今度はマクロによる動作とマクロを操作しやすくするボタンを付け加えます。
その前に、見た目を少し良くするために、セルと文字色を変えてみましょう。
シート全体のセル色を薄い水色に変えます。
これで罫線は隠れました。
セルに対応する色調の意味で、文字色を濃紺色に変えてみます。
次にマクロの記録に移ります。
その前に確認です。
画面に「開発」のタブが表示されていますでしょうか?

もし、「開発」のタブの表示がない場合は、次の方法で表示させることができます。
[ファイル] タブ→[オプション]→[リボンのユーザー設定] の順に移動します。
そして、[リボンのユーザー設定] および [メイン タブ] の下の [開発] にチェックを入れます。

「開発」のタブが表示されるようになったら、マクロの記録を行います。
マクロとは、Excelのなかに ある一定の操作を行うような指示を記録して、自動化できるようなプログラムを組み込むことを言います。
このマクロを利用することで、セルのコピー&ペーストなどの編集や、書類の作成や印刷といった作業を自動化させることができます。
といっても、今回はそこまで複雑な操作を組み込むわけではありません。
難しいプログラミングのスキルなどは一切必要ありません。
では、マクロの記録の方法について具体的に見てみましょう。
今回組み込む動作としては
①再計算をさせる。(ランダムに動かす)
②文字色を薄水色→濃紺色に変える。
③文字色を濃紺色→薄水色に変える。
この3つになります。
「開発」のタブから「マクロの記録」に進みます。

「マクロの記録」を押すと次のようなメッセージが開きます。

ここはそのまま「OK」を押します。
「OK」を押すと、記録が始まります。
最初の動作は「①再計算をさせる」ことですので、再計算させるためのショートカットキーであるF9キーを(ノートパソコンの場合は左下の「Fn」と上部の「F9」を同時に)押します。
アクションはたったこれだけです。

記録終了を押します。
これで最初の「①再計算をさせる」アクションは「Macro1」として記録されました。
次に文字色を変える操作を記録させます。
その前に、日本語訳部分の文字を背景色と同じ薄水色に合わせます。

文字色を薄水色に変えると日本語訳は消えました(下図)。

と言っても日本語訳のデータが消えたわけではなく、背景の色と同化して隠れて見えていないだけです。
次に「②文字色を薄水色→濃紺色に変える」動作の記録をしてみます。
アクションとしては
カーソルを任意のセルからC4へ動かす→C4セルの文字色を濃紺色に変える の2つのアクションになります。
では先ほどと同じように「開発」タブから「マクロの記録」を押してみます。

今度は「Macro2」として記録されることになります。
「OK」を押したら記録開始です。
任意のセルからカーソルをC4に持っていき、ホームタブから文字色を濃紺色に変えて、開発タブの「記録終了」を押します。
同様に③の動作として「文字色を濃紺色→薄水色に変える」を「Macro3」に記録してください。
記録の開始は、開発タブの「マクロの記録」、アクションが済んだら「記録終了」を押します。
これで3つの動作が各々のマクロとして記録されました。

開発タブの左から2番目の「マクロ」を押すと下のような表示がされます。

今回記録したマクロは次のとおりでした。
「Macro1」→①再計算をさせる。(ランダムに動かす)
「Macro2」→②文字色を薄水色→濃紺色に変える。
「Macro3」→③文字色を濃紺色→薄水色に変える。
ウインドウの右上にある「実行」押すと、該当するマクロが実行されます。
画面が展開されているか確認してみてください。

次に、記録したマクロを簡単に実行できるように、ボタンを作ります。
このボタンをクリックすれば、マクロが実行されるわけです。
ボタンの作成手順は、次のとおりになります。
「挿入」→「図形」から四角形を選びます。

大きさは適当でいいのですが、今回は高さ1.5㎝、幅5.0㎝で作ってみました。
大きさの変更は作成した図形のうえにある丸い矢印を右クリックすると、図形の書式設定が出ますので、ここから調整できます。

加えて、ボタンらしく見せるために図形のオプションから「3-D書式」→「面取り」を選択して、ボタンらしい図形を選びます。

最初のボタンには「次へ」、2番目にボタンには「こたえ」、3番目のボタンには「かくす」というテキストを加えます(フォントはメイリオの太字20ポイントとして、ボタンの色も少し変えています)。
配置を整えて下の図のようになりました。

このボタンに、さきほど記録したマクロを載せていきます。
最初に上のボタン「次へ」を右クリックすると、メニューが表示されますので、ここからマクロの登録を選びます。

すると、下の図のようなウインドウが出てきますので、ここは「Macro1」を選んで、右下の「OK」を押します。

次に、2番目のボタンである「こたえ」に「Macro2」を登録します。
同じ要領で、3番目のボタン「かくす」に「Macro3」を登録します。
ここまでいったら、実際にボタンをクリックして、動作を確認してみましょう。

「次へ」を押すと、次の単語に変わります。
「かくす」を押すと、日本語訳の部分の文字色が消えます。
「こたえ」を押すと、日本語訳の部分の文字色が現れます。

はじめのうちは、上段にタイ語、下段に日本語訳を表示して、何度も回してみてもいいでしょう。
ある程度覚えてきたら下段の日本語訳はかくして、回してみる。
時折、答えを確認する意味で、「こたえ」を押してみる…というような使い方ができると思います。
すき間時間に“カチカチ” とクリックするだけで、手軽に暗記ができます。
暗記の効率がアップしているのが実感できるかと思います。
なお、ある程度暗記して、「この単語はもう大丈夫」と思えたら、もう一枚シートを増やして「バックアップ」として保存しておきましょう(下図)。

バックアップに保存した単語も、「words」のシートに移せば(コピー&ペーストすれば)、いつでも復習ができます。

いかがでしたでしょうか。
今日はこの「即席単語フラッシュカード」の作り方をご紹介いたしました。
今回はタイ語の単語取り上げましたが、もちろん他の外国語でもおおいに活用できます。
また外国語学習に限らず、専門用語の暗記や地理歴史などの科目にも応用できます。
「Excel」を使ったものなので、文字数やカードの大きさなどの加工が簡単にできるうえ、コピーも容易で、汎用性の高いソフトを利用しているため、同じ目標を持つ友人と共有することが容易というメリットもあります。
この「即席単語フラッシュカード」を活用していただくことで、みなさまの効率的な学習に役立つことができれば幸いです。

 

 

タイ語ランキング
タイ語ランキング

旅行ができない最も大きな理由は…

大晦日になりました。
さて今年2023年を振り返ってみます。
コロナ禍は、ようやく終息し、海外への渡航の制限が緩和されました。
タイへの旅行も自由化されました。
有効なパスポートさえあれば、制限なく入国することが可能になりました。
円安という逆風はあるものの、タイへ渡航する日本からの観光客も、回復してきています。
今年はパスポートを作り直すなど、旅行再開の準備をしたところですが
パスポートのオンライン申請をやってみました https://ponce07.com/apply-for-a-passport-online/ 、タイへの旅行の再開には至っていません。

というより、短期間の国内旅行などで、家を留守にすることもなく、休日も家で過ごすことが多くなりました。
その最も大きな理由は「小さな家族」の存在です。
つまり飼っている猫の世話のためです。

ペットは定期的に世話をすることが求められます。
餌やりや飲み水の交換、トイレや寝床の掃除など、毎日やらなければならない作業があります。
仕事が忙しい人や不規則な生活を送っている人はペットを飼うことには向かない人と言えます。
例えば、仕事が非常に忙しくて出勤時刻が早いうえに帰宅時刻が遅くなる人や、出張などで長時間外出することが多い人は、ペットの面倒を見る時間が不足してしまいます。
ペットは定期的に世話をすることに加えて、適度に運動させることも必要です。
定期的な運動や適切な食事や清潔な居住環境の提供が難しい場合は、ペットが十分なケアを受けられなくなるので、多忙で不規則な生活を送っているような人はペットを飼育することをお勧めしません。

ペットを飼うには、その種の特性や行動、ニーズに対する理解が必要です。
例えば、猫の場合は犬と異なり、外を散歩させるようなことは必要ありませんが、ある程度の運動はさせる必要があります。
我が家では、壁に柱を立てて棚板をつけた自家製のキャットタワーとキャットウォークを用意しました。
猫は家の中でも、棚の上のように高いところに上がるのを好みます。
猫が高い場所に登るのは、外敵に襲われにくく、身を隠すのに適しているという理由のほか、広い範囲を見渡せるので、縄張りの安全を確認できるなど、安心して休める場所にもなるという本能的な習性からです。
上下に昇り降りすることができるキャットタワーは、運動不足とストレスを解消させることができるほか、安心して過ごせる隠れ場所を提供することにもなります。
また、猫は物陰に隠れることも好みます。
トンネル状のおもちゃを用意すると、喜んでその狭い空間の中にもぐっていきます。
これも、外敵から身を隠すという防衛本能や、獲物を狙うときに物陰に隠れたりする習性に起因しているのです。
ペットに対する知識や理解が欠けていては、適切なケアを提供することが難しくなってしまいます。

このように猫の世話に時間を割くことが多くなったので、外出も制約を受けるようになり、ましてや旅行に出ることも困難になってしまいました。
我が家では、自動給餌器を導入しています。
この自動給餌器はドライフードを毎日指定した時間に、指定した分量を提供する機械です。
短時間の外出であれば非常に便利なものです。
比較的安価で購入できるうえに、提供するフードの分量が正確に計算できるメリットもありますので、この自動給餌器はおススメのアイテムです。
最新型の自動給餌器にはカメラが付属されているものもあり、ネットワークカメラを通じて猫の様子をリアルタイムで確認できるものもあります。

とはいえ、泊りがけの旅行などは、やはり難しいと思っています。
ドライフードを毎日決まった時間に提供することは可能でも、水分も併せて与えなければいけません。
きれいな飲み水を用意しておくほか、水分の多いウェットフードも与える必要があります。
また、猫は非常にきれい好きで、トイレが汚れていることを嫌います。
少なくても日に2~3回は、トイレの砂の掃除をしないといけません。
こうしたケアについては、「自動」で行うことはできません。
人の手によって行わなければいけません。
ペット用のホテルを利用する選択肢もありますが、猫は新しい環境や見知らぬ人に警戒心を抱くことが多く、猫に過度のストレスを与えてしまいます。
また、猫は普段の自分の慣れ親しんだ環境にいるのを好み、新しい環境に慣れるのには時間がかかることに加えて、ペットを連れて宿泊できるような宿はきわめて少なく、旅行に連れていくことは現実的にはかなり困難です。
このため、もし旅行に出ようとするのであれば、家族や親しい友人など、猫の習性をよく理解している顔なじみに、ペットシッター役をお願いするよりほかありません。
ペットのケアの環境が整うまでは、旅行は「お預け」だと思っています。

本来であればタイの各地を旅行して、タイのホットな情報を提供したいと考えているところですが、いまはまだその環境にありません。
一部の読者のかたには非常に申し訳なく思っているところではありますが、タイの最新の情報をご提供できるのには、まだ時間が必要と考えています。
来年こそは、なんとか環境を整えて、タイへの渡航を再開したいと期待しているところです。

 

高騰する国内の宿泊料の背景にあるもの

旅行の経費のうちで、大きなウエイトを占めるのは、ホテル代などの宿泊料です。
かといって、宿泊料を切り詰めすぎて、水準を下げてしまっては、旅の楽しみを損なってしまうことにもなりかねません。

今年は、コロナからの脱却で、国内外ともに旅行者の数が回復して、観光地にも人の姿が戻ってきました。
そんななかで、気になるのが日本国内の宿泊料の高騰です。
仕事柄、職員の出張旅費を計算することが多いのですが、ホテルなどの宿泊料が、以前と比べてかなり高くなっているというのが気にはなっていました。
感覚的には、コロナ禍以前と比べて、どこの都市も1.5倍ほどになっているように感じます。
特に東京都内の高さは際立っています。
旅行代理店の検索サイトのホームページで、東京都内の平日の一泊のホテル(素泊まり)の料金を検索してみると、シングルユースでは、少なくとも12,000円から15,000円くらいは見積もっておかないと厳しいと思われます。
ちなみに、東京都内への出張の場合、旅費として支給される宿泊料は、一般職員の場合は1泊あたり11,400円になります。
そう考えると、支給される旅費では足が出てしまうことになります。

先日、僕の家族が京都に遊びに行ったのですが、その宿泊料の高さに閉口していました。
ペンションのような簡素な学生向けのところに泊ったようですが、宿泊料は2人1部屋の素泊まりで一泊14,000円したそうです。
それでも、予約を入れるのはたいへんだったそうで、宿は満室だったとのこと。
紅葉シーズンでもあったことから、国内外からの観光客が大挙して京都に集まっているようです。
特に外国人観光客の姿が目立っていたようで、タイからの観光客も少なくなかったと言っていました。
コロナ明けの旅行需要復活に加えて、円安の効果も追い風になっているのかもしれません。

旅行代理店の検索サイトのホームページで、京都市内の週末の一泊の料金を検索してみても、1万円以下のホテルはまったく見当たりません。
ニュース報道によると、宿泊施設に価格算出システムを提供しているメトロエンジンという会社のデータによると、京都市のホテルの平均宿泊料は2人1部屋で7万3000円以上とか。
コロナ禍以前の2019年8月と比べ、1.9倍に跳ね上がっているそうです。

このように宿泊料が軒並み高騰している原因は、どこにあるのでしょうか。
旅行業界の分析では、次のような原因が考えられるとのことです。
まず、コロナ禍で廃業したり、客室を減らしたりしたホテルが相当数あって、供給できる客室数が大幅に減少してしまっていること。
また、ホテル業界の人手が不足していて、客室を100%埋めるだけの働き手を確保することが困難になっていて、需要に対応しきれていない状況があること。
さらに、日本を訪れる外国人の増加や、コロナ禍でなかなか旅行に出かけることのできなかった国内の旅行者の需要増加が重なったことなどが挙げられると言います。

廃業したホテルが復活することは考えにくいうえに、コロナ禍で職場を去ってしまったホテルの従業員が、コロナが明け後に再び職場に復帰することは簡単なことではありません。
コロナの影響が後々まで続いてしまっていることの現れでもあり、そう考えると残念でなりません。
今後も、当分の間は宿泊料の高止まりは続くと予想されます。

コロナ禍が明けて、観光需要が復活したことは歓迎すべきことです。
多くの外国人が、日本を観光し、日本の文化に触れる機会が増えてくれることは、たいへん喜ばしいことです。
しかし、このような宿泊料の高騰があっては、せっかくの旅の楽しみも半減してしまいます。
いち早く、宿泊施設の安定した供給確保と、適正な価格に戻ってくれることを願うばかりです。

旅行・観光ランキング
旅行・観光ランキング