形容詞の多さ

形容詞の多さと言っても、文法の話ではありません。
タイの料理についての話です。
よく聞かれるのが、「タイの料理って辛いんでしょ」。
確かにそれは言えることなんですけど、単純に「辛い」だけではないんですね。
辛さのなかに「酸っぱい」「しょっぱい」があったり、ときには「甘い」があったり…
複雑な味なのです。

写真は、トムヤムクンです。
ご存知の方も多いのではないでしょうか。
言葉の意味としては、
トム =ต้ม 煮る
ヤム =ยำ 混ぜ合わす
クン =กุ้ง エビ
エビ入りスープという意味であり、エビの代わりに鶏肉を使ったものであれば、トムヤムガイ〈ต้มยำไก่〉となります。(ไก่は鶏肉の意味)。
味のほうはと言いますと、まず先に感じるのは、強い酸味です。それから辛さが来る。
ココナッツを使っているせいかコクがあり、後味にどことなく甘い感じの余韻も残す…
最後に感じるのは、旨いといった感覚です。

日本でもファンの多いグリーンカレー。
これも辛さのなかに甘さを併せ持つ感じがします。
グリーンカレーのことはแกงเขียวหวานと言い、直訳すると甘い緑色の汁物という意味になります。
แกง =汁物、スープ
เขียว =緑色の
หวาน =甘い
こうした複雑さが多くのファンを惹きつけているのかもしれません。
一般的には味付けは濃いほうです。
タイの米は味があっさりしているので、一緒に食べればバランスが良いのです。
「辛い」「酸っぱい」「しょっぱい」「甘い」「香ばしい」…
こうした形容詞がたくさんつけばつくほど料理のグレードが上がっていくように感じます。

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