タイのLCCとして九州に上陸したライオンエアー。
その使い勝手はいかに。
福岡〜バンコク(ドンムアン)を毎日運航しています。
同区間は、エアアジアも運航していますが、こちらの方は毎日運航ではなく、週4便の運行です。
最大のメリットは、やはり直行便であること。
所要時間の短さはもちろんのこと、現地での滞在時間がより長く確保できるメリットは大きいと思います。
早朝の出発になるのは少々キツイところですが、それだけ早くバンコクに着けるのは結構なことです。
今回利用したSL315便。
福岡の出発時刻は8時25分で、バンコク到着時刻は12時35分でした。
8時25分が出発時刻ということは、チェックインの開始は6時25分。
早い!
6時前に福岡空港の出発口に着きましたが、もうすでに結構な数の乗客が集まっていました。
見たところ、どちらかと言えば、日本人の旅行者よりもタイ人旅行者の方が数の上でやや優勢といった印象です。
みんなどういう交通手段でここに来たのだろうか?
地下鉄の空港行始発が福岡空港駅に着くのが5時55分。
ただし、地下鉄の福岡空港駅は国内線寄りにあるので、ここから国際線ターミナルまで移動することを考えたら、出遅れてしまうかもしれません。
今回僕がとった手段は、博多駅の南側の安宿に前泊して、タクシーで空港に向かう方法です。
距離は意外と近くて、タクシー料金は1000円程度です。
バックパッカー時代の経験から、チェックインは開始早々に済ませるのが習慣になっています。
いまはちょっと考えにくいのですが、当時はオーバーブッキング(予約超過)の理由で、空港に遅く着いたら乗りそびれるようなことが時々発生したのです。
いまはなくなった「リコンファーム(予約再確認)」のルールがあったのも、そういう背景があったからなのです。
とにかく、ボーディングパスを手にするまでは安心できなかったのです。
混雑していたのか、予定より5分ほど早くチェックインのアナウンスがありました。
手続きは簡単に終了。
今回は、預け入れる荷物がなかったので、身軽です。
機内持ち込み手荷物については、チェックが厳しいとの噂がありましたが、今回利用した福岡空港では、それほど厳しくはありませんでした。見た目だけのチェックで、重量の実測はありません。
フライトは定刻通りで、何ら問題はありません。
離陸してほどなくして、軽食が配られました。
LCCと言えば、機内食は別料金なのが常ですが、意外にも軽食付きでした。
と言っても“本当に軽い食事”のレベルですが…
可もなく不可もなくといったところかも知れません。
過剰なサービスはなく、いたってシンプル。
定刻通りにドンムアン空港に到着です。
今回は年末年始の9連休初日ということもあり、安く買えなかったのが残念でしたが、時期をずらせば、片道20,000円以下で買うことも可能なようです。
安く手軽に旅行したいのであれば、利用する価値は大いにありです。

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