ニッポンに対する目線

20数年ぶりにタイを訪れて感じたことは、タイ人の日本に対する目線が、相当にシャープになってきていることでした。
典型的な事例を挙げるとすれば、例えば飲食店です。
店の数が増えているだけではありません。
以前は日本料理の店と言えば、寿司でも天ぷらでもそばでも、なんでもありのような感じの店が多かったような気がしましたが、今はそういった「何でも屋」的な店は少数派になりつつあります。
バンコクなら、なおのことその傾向が顕著です。
ラーメン屋であっても、「サッポロラーメン」「京風ラーメン」「九州とんこつラーメン」のように、ジャンルが細分化されています。
抹茶の専門店や餅を使った和菓子専門店など、ある意味マニアックな部分にも、ニーズが確実に増えているというのを感じます。

出版の業界についても、同様の傾向があります。
日本のビジネス書の翻訳本が、数多く出版されているということは、以前も書きましたが、タイ人が日本を見る目がかなり肥えてきているのが、よくわかります。
観光などの短期の訪日については査証免除になったことから、日本に遊びに行きやすくなったのも、大きな要因と推測されます。
ガイドブックにしても、単純に「ニッポンガイドブック」のような大きなくくりのものだけでなく、「東京の下町」「B級グルメガイド」「九州の自然」といったように、以前は少なかったような、細かい部分にも確実にファン層が増えているのです。
日本人の一人として、こうしたファン層の拡がりは大いに歓迎ですが、供給者サイドは今後一層の創意工夫が必要になるでしょう。

この写真はサイアム付近のあるスィートの専門店の前のディスプレイです。
このキャッチコピーの意味を理解するタイ人がどれほどいるのかは未知数ですが…

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