辛くしますか? เอาเผ็ดไหมคะ その1

アジアフリークとりわけタイフリークの僕にとって、辛い料理が好物なのは当然のことかもしれません。
普段の食卓でも香辛料は欠かすことのできないアイテムです。
粉唐辛子やタバスコの類は、常時用意しています。
と言うより切らしてしまうと不安になるほどなのです。
そんな噂が伝わったのでしょう。
辛いもの好きの職場の先輩からのお誘いがありました。
「奴はタイにはまっているようだから、きっと辛いものに強いに違いない」といったことだったのかもしれません。
激辛マニアの好事家が集い、激辛料理をこぞって食する催しに、僭越ながら参戦させていただくことになりました。
今日の激辛メニューは「中華」です。
思案橋横丁にある中華居酒屋「陽龍(ヤンロン)」に向かいました。
激辛の中華と言えば、四川料理が連想されますが、ここも四川料理を中心に様々な中華のレパートリーがあります。
(まったく辛くないものもありますので、辛い物が苦手なかたでも楽しめます)

激辛唐揚げは、ご覧のとおり。
輪切りの唐辛子が盛られたそれは、なかなかの強敵です。
揚げた鶏肉そのものは、さほど辛くはありません。
輪切りの唐辛子は、なかなかの辛さです。
唐辛子とともに花椒(ホアジャオ)が使われています。
花椒とは主に中華料理に使われるスパイスで山椒の一種で、しびれるような辛味があります。
四川料理や雲南料理などで煮込み料理や炒め物などによく使われます。
唐辛子の熱くなるような辛さと花椒のしびれるような辛さのコラボレーションです。
脂ののった鶏肉と輪切りの唐辛子と一緒に食べることで、程よいバランスを感じることができるでしょう。

激辛麻婆豆腐

次の一品は、激辛麻婆豆腐です。
こちらも、辛さはなかなかのものです。
ここでも唐辛子と花椒が登場します。
このコラボは四川料理では定番なのです。
少し遅れて感じる辛さに、汗がにじみ出るのがわかります。
脇に白いご飯が少しだけ添えられているのが、日本的でおもしろいところです。
あまりの辛さにヒーヒー言っている人も若干いましたが、僕にとっては、辛すぎて食べられないということはありません。
むしろ、「適度な辛さが効いていて、美味しくいただきました」というのが率直な感想です。
「少し辛いけど、全然平気ね」との感想は、今回同席していただいた韓国出身のHさん。
辛さには慣れているといった風情です。
さすがですね。

上記の2品のほかにも、たくさんの美味しい中華料理を満喫しました。
いずれの料理も、ほどほどの辛さがあって、実に美味しいものでした。
このような席に招いていただいた職場の先輩に感謝いたします。
しかし、辛さの許容範囲としては、自分的には「まだイケる」という感じもありましたが…。
★撮影 陽龍(ヤンロン) 長崎市本石灰町2-21

辛くしますか? เอาเผ็ดไหมคะ その2
https://ponce07.com/spicy-food-2/


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