バンコク在住の知人が、美しい写真を送ってくれました。
ハス園の写真です。
このハス園は、バンコクの郊外、パトゥムターニー県にある、ラチャモンコン工科大学タンヤブリ校(Rajamangala University of Technology Thanyaburi)のなかにある植物園になります。http://www.lotus.rmutt.ac.th/
こんなにも美しいキャンパスで勉強できる学生を、とてもうらやましく思います。
タイでは、ハスの花はとても大切にされます。
それは、仏教と深い関係があるという理由からです。
花に対する意識や考え方は、国や民族、それぞれの文化によって異なるものです。
今回は、タイの人々の花に対する信仰と考えについて、少し紹介いたします。
โดยทั่วไป คนไทยถือว่าดอกบัว เป็นสัญญลักษณ์ของพุทธศาสนา จึงใช้เป็นดอกไม้หลักในการบูชาพระ ดอกบัวในเมืองไทยมีมากมายหลายชนิด และมีชื่อเรียกต่าง ๆ กันไป และชื่อเหล่านั้นก็มักนำไปตั้งชื่อให้ลูกสาว เช่น บัวเผื่อน บัวผัน ปทุม ปัทมา บงกช เป็นต้น
一般的にタイ人は、ハスの花を仏教の象徴として考えます。そして、ハスは僧侶に対してお供えするときの花として使われることが多いです。 タイにはたくさんの種類のハスがあります。ブア・プアン、ブア・パン、パトゥム、パタマー、ボンコットなどです。これらは、しばしば女子の名前としてもよく使われているのです。ดอกมะลิเป็นเครื่องหมายของความบริสุทธิ์ เปรียบได้กับความรักของแม่ คนไทยจึงใช้เป็นดอกไม้ให้แม่ในวันแม่ ส่วนดอกซ่อนกลิ่นเป็นดอกไม้สีขาวเช่นกัน แต่ตามปกติคนไทยจะใช้ดอกไม้ชนิดนี้ในงานศพเท่านั้น ไม่นิยมนำไปเป็นของขวัญให้ใคร เวลาพูดถึงดอกซ่อนกลิ่นจึงชวนให้นึกถึงความตาย ส่วนดอกลั่นทมเป็นดอกไม้ที่สีสวย กลิ่นก็หอมแต่จะเห็นปลูกตามวัดหรือสถานที่ราชการต่าง ๆ ไม่มีใครนำมาปลูกในบ้าน เพราะคำว่า “ลั่นทม” ออกเสียงคล้ายกับ “ระทม” ซึ่งคนไทยถือว่าไม่เป็นมงคล
ドーク・マリ(ジャスミン)の花は純粋さの象徴として考えられています。 それは母に対する愛情に匹敵するほどです。それで、タイでは母の日に、母へ贈る花として愛用されています。 ドーク・ソーンクリン(チューベローズ)の花も同じく白い花ですが、普通タイ人はこの花を葬式でのみ使います。 贈り物として誰かに持っていくのは一般的ではありません。 ドーク・ソーンクリンと言えば、それは死を連想させてしまうのです。また、ドーク・ラントム (プルメリア)の花は美しい色で、香りのいい花です。しかしこの花は、お寺や役所などには植えられているものの、家に植える人は誰もいません。それは「Lan Thom」という言葉が、「Ra Thom(「悲しむ・悲痛になる」の意味)」と発音が似ており、タイ人は縁起がよくないと考えているためです。นอกจากนี้ยังมีดอกไม้อีกชนิดหนึ่งที่รูปและสีสันสวยงาม แต่คนไทยค่อนข้างมีอคติกับดอกไม้ชนิดนี้ทั้ง ๆ ที่ชาวมาเลย์ถือเป็นดอกไม้ประจำชาติ และชาวเกาะต่าง ๆ ในมหาสมุทรแปซิฟิกนิยมนำมาประดับร่างกาย ดอกไม้ชนิดนั้นคือ”ดอกชบา” คนไทยรับเอาคติความเชื่อเกี่ยวกับดอกชบามาจากอินเดียตั้งแต่สมัยสุโขทัย อินเดียใช้ดอกชบาบูชาเจ้าแม่กาลี ร้อยเป็นพวงมาลัยสวมคอนักโทษประหาร กฎหมายไทยในสมัยอยุธยาระบุไว้ว่าใช้ดอกชบาสีแดงทัดหูประจานหญิงแพศยา ด้วยเหตุนี้คนไทยจึงไม่นิยมดอกชบานักทั้ง ๆ ที่ดอกสวย และสีสดใส
このほかにも美しい形と色を持つ花があります。 マレーシアでは国花とされ、また太平洋の様々な島の民が身体に飾るのに好まれているのにもかかわらず、タイの人々はこの花に対してかなり偏見を持っています。その花は「ドーク・チャバー(ハイビスカス)」です。タイの人々は、スコータイ時代から、インドから来たハイビスカスの花についての信仰を取り入れてきました。インドでは、女神・カーリー※に供える花としてハイビスカスを使いますが、タイでは、花輪を作り死刑囚の首にかけるのに使われました。 アユタヤ時代のタイの法律では、赤いハイビスカスの花を耳にさして、娼婦をはずかしめることを規定していました。 このため、タイの人々は、はなやかな色と美しさを持つ花であるにもかかわらず、ハイビスカスの花を好まないのです。※女神・カーリー = 凶暴な性格を持ち、破壊と殺戮の象徴とされる女神。
今回使用させていただきました宮本マラシー先生の「タイ語上級講座 読解と作文」は、タイの文化を比較的わかりやすい表現で紹介されているもので、大変参考になります。
なお僕自身がただいま勉強中です。
誤字脱字や誤訳などがありましたら、ご連絡いただければ幸いです。