日差しが照り付ける中を散策するのは大変かもしれませんが、静かな朝の散策は、すがすがしく気持ちの良いものです。
朝は少し早起きをして、街の散策に出てみてください。
タイの朝の美しい風景とその独特の魅力は、旅行者の心を捉えて離しません。
朝には、この国の魅力を深く感じる機会が数多くあります。
バンコクの朝は、高層ビルの陰影と太陽の光が交差する、都会の朝の景色から始まります。
そのバンコクの喧騒のなかでも、静かな朝を実感できる場所の一つとして「ルンピニ公園」があります。(ルンピニ公園 สวนลุมพินี)
都心の真ん中にあるこの広大な公園は、とても緑の豊かな公園です。
朝のひと時を、ジョギングやウオーキング、またヨガや太極拳などを楽しむ人が集うスポットなのです。
みな思い思いのスポーツを楽しんでいるのがわかります。
清々しい朝の空気を感じながら、人々の活動を観察することは、この国の文化と生活様式を理解する良い機会になることでしょう。

都心を離れた朝の風景もまた魅力的です。
チェンマイやメーホーソンでは、お寺の散策が特に魅力的でした。
きれいに掃き清められた静かな庭を歩けば、それだけで落ち着いた気持ちになれるものでした。
時間帯よっては、托鉢の風景を見ることもできます。
オレンジ色の袈裟を身にまとった僧侶が歩く姿は、タイならではの風景です。
僧侶にお供えをすることを意味するタンブンは、徳を積むというタイの美しい文化なのです。
タイの朝には静けさと美しさが溶け込んでいます。

また、活気のある朝の市場も、また面白いものです。
多彩な食材や商品が並びます。
市場の朝は、活気とカラフルさであふれ、地元の人々の交流の場となっています。
新鮮な野菜やフルーツ、香辛料の香りが漂い、朝食を求める人が集まります。
市場の風景は、タイ文化や生活の一端を垣間見る機会を提供してくれます。
できれば、朝食も市場で済ませてみましょう。
朝ご飯を外で食べることを好む人が多いのか、タイでは朝食専門の食堂や屋台が多く目につきます。
お粥や麺類などの軽食を提供している商店は、いくらでも見つかるはずです。
特にオススメなのがお粥。(タイのお粥 โจ๊ก)
とろとろの食感がいいのと、豚肉や卵、野菜などがふんだんに入っていて、お粥といっても満足度はかなり高いと思います。

それに加えてパートンコー(ปาท่องโก๋)と呼ばれる揚げパンを頼むのもオススメです。
パートンコーをはじめ、朝限定の屋台は、結構多いのです。
これから仕事に行くと思われる人々が、テイクアウトで買っていく姿をよく見かけます。
気に入ったものを見かけたら、すぐにトライしてみるのがいいでしょう。
「あとでもう一回来てみよう」と思っても、こうした朝限定の屋台は、意外と早くに店じまいしてしまうのです。

たくさんの魅力のあるタイの朝風景を、カメラを片手に、散策してはいかがでしょうか。
タイの朝の風景は、緑豊かな公園、静かで美しい寺院、市場の賑わいなど、多様な一面を持っています。
モーニングルーチンを観察することは、この国の文化と宗教の重要な要素を体験する絶好の機会になることでしょう。

