みなさん、明けましておめでとうございます。
今年最初の話題は、前回に引き続き、バンコクの隣り県であるナコンパトムからの話題になります。
ナコンパトムで知る人ぞ知る名物料理が、この「エビの火山焼き」です。
提供しているお店の名前は、「クンオッププーカオファイ(กุ้งอบภูเขาไฟ)」といいます。
料理の名前がそのまま店の名前になっているんですね。
タイ語を少し解説いたします。
กุ้ง = エビ
อบ = 蒸す、いぶす、あぶり焼きにする
ภูเขา = 山
ไฟ = 火
「ภูเขาไฟ」で「火山」になります。
クンオッププーカオファイは地元でももちろん有名で、バイタクの運ちゃんに尋ねたところすぐに理解してくれました。
場所は街の中心部ではありますが、ナコンパトム駅からはやや距離がありますので、タクシーなどを利用するのがオススメです。
もちろんバンコクから直接タクシーで行くこともできます。
バンコク中心部からは、渋滞がなければ、およそ1時間ほどかかります。
お店は幹線道路沿いにあります。
店の前にある看板には火を吹く火山の絵が描かれていて、これならタイ文字が読めない人でも、すぐにわかるでしょう。

エビの価格は変動するのでしょうか。
店内に入ってすぐのところに、その日のエビの価格を示すボードがありました。
その日は1キロあたり800バーツ(ラージサイズ)と550バーツ(スモールサイズ)とのことでした。
席に案内されると、名物のエビの火焼きをオーダーします。
注文はハーフ(500グラム)からできるとのことでしたから、僕はハーフで頼みました。
さすがに「キロ単位」は食べきれませんから。
人気店で、お昼時の時間帯でしたので、店内はかなり賑わっていて、ほぼ満席でした。
僕が座ったのは空調のない席でしたが、ところどこに冷風扇が置かれているので、暑さは気になりません。
この店はシーフード専門店なので、エビ以外のシーフードも充実しています。
メニューを見ていると、トムヤムクンやカニチャーハン、貝の蒸し焼きなど、注文したい料理がいくつも出てきます。
少食な部類に入る僕としては、いくつも注文するのは無理。
名物の火山焼きのほかは、シーフードサラダをひとつ頼みました。

ほどなくして、名物の火山焼きが運ばれてきます。
火山に見立てているのは、エビを蒸し焼きにするためのフタでした。
店員さんがその「火山」にアルコールのような液体を振りかけて、火をつけます。
「おおー!」
火山から炎が上がります。
もちろん火山焼きにする前に、ある程度調理されているので、長時間炎にさらすわけではありません。
どちらかと言えば、最後の仕上げのパフォーマンスという感じなのでしょう。
火山のフタを取ったら、香ばしい匂いを放つ大ぶりのエビが現れました。
早速手に取ります。
「熱っ!」
早すぎました。
でも冷めたら味が落ちそうなので、熱いのをガマンして手早く殻を剥いていきます。

そして実食。
「旨い!」
弾力のあるプリッとした食感がたまらない!
加熱しているので、身は縮んでいると思われますが、それでもかなり太いです。
ということは、相当に大きなエビを使っているということになります。
これほどまでの大ぶりのエビを食べたことはありません。
酸味と辛味の混ざったつけダレとの相性も良く、抜群の美味しさです。
大げさな言い方になりますが、これまで持っていたエビに対する概念を変えてしまうほどの美味しさと言っていいと思います。

サイドメニューとして注文したシーフードサラダも、とても美味しいものでした。
イカや牡蠣、エビといったシーフードと香りのいい新鮮な野菜、香辛料の効いたドレッシングの味は格別でした。
シーフードは一般的に割高感が出るものですが、この店については当てはまりません。
周囲を見ても、ひと皿の盛りは多いほうで、メニューを見ても単価はさほど高くありません。
ビールも、チャーンの大瓶が70バーツでしたので、比較的良心的でした。

郊外にあることから、少々行きにくいお店ではありますが、来て本当に良かったと実感しました。
クンオッププーカオファイ。
みなさんも、ナコンパトムに来ましたら、ぜひ一度この至福のときを楽しんでみてはいかがでしょうか。

885 Phet Kasem Rd, Sanam Chan Sub-district, Mueang Nakhon Pathom District, Nakhon Pathom 73000 タイ
なお、このお店 クンオッププーカオファイは、動画の中でも取り上げています。
次の動画もチェックしてください!
3日間でここまで食べた!バンコク首都圏【ゆっくり解説版】
https://www.youtube.com/watch?v=D2SdYTMAr2U
