まもなく7月になります。
本格的な暑さになってきました。
その日本とは異なり、一年を通じて暑いのがタイの気候。
そこで気になるのが「汗」です。
いわゆる「汗かき」の人も、またそうでない人でも、夏の汗対策には、いろいろと気を配っていることと思います。
日本以上に夏が長いタイに住む人々は、どのような汗対策をしているのでしょうか?
気になるかたも多いのではないでしょうか。
バンコクを街歩きするときは、決まって電車を利用していましたが、電車内で「汗クサい人」に遭遇したことはありません。
もちろんタイにも「汗クサい人」はいるのでしょうけれど、電車などに乗っているときに、隣の乗客から不快な異臭を感じたことは皆無です。
暑さの厳しいタイで効果的な汗対策とは、はたしてどんなものなのでしょうか?
汗というものは、体温を調整するために必然的に放出されるものです。
体温を下げるために放出された汗そのものは、異臭はほとんどありません。
放出された汗が肌に残って、それが発酵したときに異臭に変わるのです。
ですから、最も効果的な汗対策は「とにかく洗い流すこと」につきます。
日本では、毎日入浴したり、あるいはシャワーを浴びたりする人がほとんどだと思いますが、タイ人は「毎日2〜3回」シャワーを浴びるのが普通です。
暑いタイでは、水を浴びることは、身体を清潔に保つことはもちろん、身体を冷やす効果も大きく、各家庭では、バスルームで日に何度も水を浴びることが、昔からの習慣になっているのです。
駅や空港などの施設にも、一時利用できるシャワーなどがあるのも、タイならでは風景です。(バンコク駅構内のシャワールーム)
そのシャワーのあとに使われるのが、このデオドラントストーンです。
アルム石とも呼ばれるそれは、見た目は水晶のようにも見える乳白色の「石」です。
成分はミョウバンという物質になります。
このミョウバンは、制汗作用があるうえに、非常に殺菌作用の強い物質で、腐敗を抑制する効果が高いと言われています。
このデオドラントストーンをわきの下など汗が気になるところに塗ることで、汗の発酵を抑制させることができるのです。
使い方は簡単です。
気になる部分に、このデオドラントストーンを水に濡れた状態でこすりつけるだけです。
商品のラベルには一応使い方が記載されていますので、引用してみます。
วิธีใช้ : ทาใต้วงแขนหลังอาบนํ้า ขณะผิวเปียกโดยไม่ต้องล้างออก
ご使用方法:シャワーを浴びた後に、肌が濡れているうちに脇の下に塗布してください。洗い流す必要はありません。
シャワーのあとに使うのはもちろん、シャワーを使っていないときでも、このデオドラントストーンに少し水をかけて濡らした状態にして塗ってもかまいません。
塗ったところで、特にしみるようなことはありません。
これを毎日繰り返すことで、汗の不快なニオイからは解放されます。
また、このデオドラントストーンのいいところは、「なかなか減らないこと」。
ガチガチに固まった石のようなものなので、毎日使っていても、減っていく実感がありません。
使い始めて半年以上になりますが、見た目は買ったときとあまり変わっていないような気さえします。
一回買えば、落としたりして割らないかぎりは、かなり長持ちするものと思われます。
このデオドラントストーンの存在は、恥ずかしながら最近知りました。
タイ人のライフスタイルはよく知っている気でいましたが、まだまだ知らないこともあるものです。
このデオドラントストーンは、もちろん日本でも売られています。
Amazonなどの通販サイトで検索すれば、すぐに探すことはできます。
しかし一見してわかることは、日本国内では、取り扱われている種類がさほど多くなく、値段の面でもかなり高い買い物になります。
その点、タイ国内では、ドラッグストアでなくても、スーパーやコンビニエンスストアでも容易に購入できるうえ、種類は多く、安価で買うことができます。
大きさや種類などによっても違いはありますが、安いものでは50バーツ程度からありますので、手軽なおみやげとしてもうってつけではないでしょうか。
タイへの旅行を計画されているかたは、ぜひ一度買ってきて試してみてください。
使えば使うほど、その快適さを実感することができることでしょう。